はじめに
データベース(DB)にはたくさんの種類があって、最近では「クラウド対応」「NoSQL」「ドキュメント型」「分散DB」など……名前を聞くだけで混乱しています。
特に Web サービス、スマホアプリ、クラウドサービスなどを作ろうとすると、「どの DB を使えばいいのか?」で迷うことも
本記事では、代表的な DB の選択肢である MySQL(リレーショナル DB)・Amazon DocumentDB(ドキュメント型 NoSQL)・Google Cloud Spanner(クラウド対応分散リレーショナル DB)を、
- 初心者(私自身)にもわかりやすい言葉
- 専門用語をできるだけ避けて
- どんな用途に向いているかのイメージ
で比べてみます。
初めて DB を使う人、あるいは「どれを使えばいいかわからない」人にとって、この記事が参考になれば幸いです
📚 MySQL / DocumentDB / Cloud Spanner を比べてみよう
| 名前 | 種類 | どんなとき向いているか | 難しさの目安 |
|---|---|---|---|
| MySQL | リレーショナル DB (表形式でデータを管理) |
Web サイトの会員情報、商品のマスタ、社内システムなど「構造が決まっていて変わらない」データ管理 | ★☆☆(やさしい) |
| Amazon DocumentDB | ドキュメント型 DB(NoSQL) (JSON のような“あいまい”構造のデータを保存) |
スマホアプリのユーザー設定やログ、柔軟に変化するデータ構造を保存したいとき (ウィキペディア) | ★★☆(少し慣れが必要) |
| Cloud Spanner | クラウド対応のリレーショナル DB (SQL対応 + 大規模データの分散管理) |
世界中にユーザーがいて大量データ/多数同時アクセスに対応するサービス、または将来的にスケールしたい大規模システム (ウィキペディア) | ★★★(上級〜中級) |
🔎 各 DB のイメージで理解する
- MySQL → 「きちんとした表に名前・住所・年齢を書いて、しっかり管理している Excel 的なテーブル」
- DocumentDB → 「ノートに自由な形式でメモを書く感じ。人によって書き方が違っても大丈夫」
- Cloud Spanner → 「Google が作った、地球規模でも使えるスーパー表計算。超大量でも、どこでも同時に正確に管理できる」
✅ 向いている用途の目安
| システム(例) | 向いている DB | 理由 |
|---|---|---|
| 小規模〜中規模の Web サイト/社内システム | MySQL | データ構造が固定/複雑でないため管理が簡単 |
| スマホアプリの設定情報、ログ、柔軟なデータ構造 | DocumentDB | JSON 形式で柔軟にデータを扱えて、拡張や変更がしやすい |
| グローバルにユーザーがいるサービス、大量アクセス・大量データ/スケールが必要なサービス | Cloud Spanner | 高い可用性とスケーラビリティ、SQL 対応で安定した整合性を保てる |
⚠️ それぞれの注意点・特徴
- MySQL は構造が固く、テーブル設計が変わると手間がかかるが、学びやすく安定感がある。
- DocumentDB は柔軟だが、データの整合性やスキーマ設計をしっかり考えないとバラバラになりやすい。複数のパターンのデータが混在する可能性がある。
- Cloud Spanner は強力だが、設定や運用、コストを含め扱いが難しく、初心者にはハードルが高め。
🎯 まずは MySQL から。
もしDB をあまり触ったことがなければ、まずは MySQL を学ぶのがオススメ。
基本の SQL(データの追加・更新・検索など)ができるようになれば、他の DB にも応用がききます。
そして必要に応じて、
- データ構造がよく変わる → DocumentDB
- 将来大きくなる可能性がある/スケールを視野に入れたい → Cloud Spanner
というふうに、興味や用途に応じて使い分けるがベスト
さいごに
DB の世界は「表形式」「ドキュメント型」「クラウド対応」など種類が多くて最初は混乱してしまいます。でも、「どういうデータを扱いたいか」「どのくらい伸びるか」「将来どう使いたいか」を考えれば、自分に合った DB の選び方が見えてきます。
プロジェクトであればみんなで話し合ったり、上が決めたものを使用すればいいだけの話ですが、個人となると話はまた別。。
最初は MySQL からスタートし、目的に応じて DocumentDB や Cloud Spanner など使い分けができるようになりたいです