はじめに
d3jsでtopoJSONをグリグリするために
シェープファイル(.shp)を利用したくなりました。
シェープファイルの中身確認するためにQGISをYosemiteにインストールしたのでメモ。
インストールする環境
MacOS Version 10.10.4 Yosemite
参考ページ
ありがたいことに、だいたいここに書いてある通りでいける。
が、一箇所だけ困ったのであった。
QGISについて
シェープファイルとは
QGISで閲覧する地理情報データについて少しだけ説明します。
シェープファイルというのは、おおまかに言うと
- ポリゴンと点のようなエリアや地点を表すベクター情報のファイル(.shp)
- 国名、県名、番号、あるいは、トイレ、井戸というような属性データ(.dbf)
- それらの対応関係を示すファイル(.shx)
のセットでできている地図データの形式です。多分。
http://www.pasco.co.jp/recommend/word/word028/
http://www.esrij.com/getting-started/learn-more/shapefile/
QGISとは
こんなかんじでシェープファイルの中身を見れます。
シェープファイルはベクター情報で、レイヤーみたいにいろいろ重ねて見れます。
このスクリーンショットで見えているデータは
最もお手軽にフリーのシェープファイルが入手できるで有名なNatual Earthさんから
ダウンロードさせていただきました。
QGISのインストール
インストールするもの
- GDAL Complete 1.11 framework package
- Matplotlib Python module
- QGIS本体
依存関係の問題でこの順番にインストールしないと怒られるので
順番にインストールします。
ダウンロードサイト
Mac用のダウンロードサイトに飛ぶ。
http://www.kyngchaos.com/software/qgis
ひと通りここに全部おいてあります。
英語読めば全部わかるはずですが、私もついつい適当に流し読みにしてハマりました。
GDALのインストール
上のスクリーンショットのGDALのところをクリックしたあと、
これを入れればOK。
DAL 1.11 Complete [39.3 MiB] 2015-5-18
dmgのダウンロードが完了したら、言われるがままにNumPyとGDALをインストールします。
ちなみにGDALはGeospatial Data Abstraction Libraryの略で
コマンドラインで地図データを変換したり色々できる便利ツールです。
今回は使いませんが、コマンドラインツールを利用する方は
.bash_profileに以下を追記してパスを通しておきましょう
export PATH=/Library/Frameworks/GDAL.framework/Programs:$PATH
Matplotlibのインストール
OSXにはありがたいことにpython2.7が最初から入っていますが、
pythonのライブラリです。
ここではまった。
上のスクリーンショットのMatplotlibのリンクから飛ぶと
ずらっとpythonのライブラリがダウンロードできるページに飛ぶので、
「これ全部いれるんじゃないよな。。。」と面食らいましたが
下の一つだけでよいです。
ダウンロードできたらこちらもdmgの言われるがままに進めましょう。
QGISのインストール
最初のスクリーンショットの
Download:
QGIS 2.10.1-1 [177.2 MiB].
というところからdmgをダウンロードしてインストールします
おわり。
おわりに
今回はOptionalのライブラリは入れませんでしたが、
今のところは元気に動いています
QGIS楽しい!