この記事は人間が書いています。
前提
大規模な機能をAIでコーディングするとき、私はAIに設計書を作らせてから実装に進めています。
「設計書」というと人によって想像するものが変わると思うので、ここではメソッドや変数を何にするみたいな詳細なものは含まず、仕様書に近い目的や方針を記述するものとします。
問題:「確定」と「予想」と「過程」が混ざる
設計書を作る途中では、公式ドキュメントの調査の「過程」や仕様の判断の「予想」が入ります。そのまま進めると、AIは調査結果や判断の理由も設計書に追記していきます。
そうしてできた設計書を人間がチェックすると、文章量が多く、要点が散らばっていて、結局何をする機能なのか分からないドキュメントになります。
例えば「メール機能」の設計書を作るとします。
AIで意識せずに設計書を作ると下記を書かれることが多いです。
- 自動返信機能を作る
- 手動変身機能は作らない
- メールのライブラリを選定する調査
- 自動返信で必要な機能を選定候補から選んだ理由
整理案:AIが作るドキュメントの置き場所を分ける
設計書には何をする機能かの「確定」の情報だけを確認したい、ドキュメント調査の「過程」や、判断をしたときの「予想」は別に記録する。
設計書を作る途中で出てくる情報を、役割ごとに分けます。実際に使っている記録の分け方をもとに、ディレクトリ構成の例をまとめると、次のようになります。
| ディレクトリ | 書くこと |
|---|---|
docs/design/ |
確定した方針 |
docs/research/ |
調査した記録 |
docs/policy/ |
候補から選定の判断理由の記録 |
docs/log/ |
時系列の作業記録 |
docs/issues/ |
未解決事項 |
まとめ
AIに設計書を作らせるときは、調査結果や判断の経緯をどこに残すか決めておくとよさそう。
設計書には、目的と最終的な方針だけが書かれた状態にでき、人間が読みやすくする。
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