AWS認定全12資格を取得しました。全試験を受けて感じた難易度、勉強法、前の試験で得た知識を生かしやすい受験順をまとめます。
迫力ある
結論
- 最も難しかったのはSAP、勉強時間は1資格あたり20〜30時間
- 最初に受けるならCLF → SAA
- 12冠を目指すなら、CLFを起点とするルートとAIFを起点とするルートを並行して進め、最後にProfessionalを受験する
※本記事では、人間の受験記録をもとに、文章の構成と推敲に生成AIを使用しています。内容は人間が確認し、修正しています。
※2026年8月時点の内容です。試験は頻繁に改訂されるため、受験料・試験コード・出題範囲については、公式の試験ガイドで最新情報を確認してください。
AWS認定12資格の全体像
AWS認定は、4つのカテゴリー・12資格で構成されています。
| カテゴリー | 資格 | 受験料(税抜き) | 試験時間/問題数 |
|---|---|---|---|
| Foundational | CLF / AIF | 15,000円 | 90分/65問 |
| Associate | SAA / SOA / DVA / DEA / MLA | 20,000円 | 130分/65問 |
| Professional | SAP / DOP / AIP | 40,000円 | 180分/75問 |
| Specialty | SCS / ANS | 40,000円 | 170分/65問 |
認定の有効期限は3年です。一部の資格は、対応する上位資格に合格することで自動的に更新されます。ただし、更新関係はすべての上下資格に当てはまるわけではありません。最新の条件は公式の再認定ページで確認してください。
AWS認定12資格のおすすめ受験順
矢印の根元から順に取得すると、前の試験で学んだ知識を次の試験に生かせます。実線は前の資格が次の資格の土台になる関係、点線は直接のつながりはないものの学んだ内容がSAPの出題範囲と重なる関係です。
CLFを起点とするルートとAIFを起点とするルートに分かれます。Professionalは複数の資格で学ぶ内容を組み合わせ、さらに深く問う試験です。特にSAPは出題範囲が広いため、SAA・DVA・SOAに加えて、SCS・ANSで得た知識も役立ちました。
なお、この図は試験内容のつながりを示したもので、再認定の関係ではありません。自動更新の対象は公式の再認定ページで確認してください。職種を基準に組み立てたい場合は、公式のAWS認定パスも参考になります。
AWS認定12資格の難易度ランキング
- SAP AWS Certified Solutions Architect - Professional
- ANS AWS Certified Advanced Networking - Specialty
- AIP AWS Certified Generative AI Developer - Professional
- DOP AWS Certified DevOps Engineer - Professional
- SOA AWS Certified CloudOps Engineer - Associate
SAPが最も難しいと感じました。新たに覚えるサービスは少ないものの、出題範囲が広く、複数の要件を同時に考える必要があります。
なお難易度は実務経験によって大きく変わります。私はAWSの実務経験が3年ほどあり、インフラ・運用、アプリケーション開発、データ分野を経験した状態で受験しています。
AWS認定の勉強で実際に使った教材
参考書がある試験はSBクリエイティブ
参考書が発売されている試験では、主にSBクリエイティブのAWS認定資格試験テキストを使いました。初めて触れる分野は、問題演習から始めるより、参考書で概要を体系的に学ぶほうが理解しやすかったです。
参考書がない試験や問題演習にはUdemy
参考書がまだ発売されていない試験や、問題演習を増やしたい試験ではUdemyを使いました。講座によって解説の詳しさや相性に差があるので、問題数や評価だけでなく次の点も確認して選ぶのがおすすめです。
- 現在の試験コードに対応しているか
- 正解だけでなく、不正解の選択肢も解説されているか
- サービスの概要説明やハンズオンが含まれているか
- 最近のレビューで、現在の試験との違いが指摘されていないか
特によかったのはMaruchin Techさんの教材
複数試したなかで、特に自分に合っていたのがMaruchin Techさんの講座です。
- 動画で、試験に登場する各サービスの概要を学べる
- ハンズオン動画で、AWSサービスを実際に操作する様子を確認できる
- 演習問題の形式や難易度が、本番で感じたものに比較的近く、解説も丁寧
問題だけを繰り返すと正解の暗記になりがちですが、実際の画面と操作を動画で見られたことで、サービスの用途や仕組みをイメージしやすくなりました。
※上記は実際に利用した教材で、アフィリエイトリンクではありません。教材の内容や対応試験は更新される可能性があります。
AWS認定12資格に合格した勉強法
練習問題を100問を2周する
知らないサービスや技術が出たら都度ググっていました。いまはAIがいい感じに概要を教えてくれるのでイメージがつきやすかったです。実務経験のある分野では1周で足りたこともあります。
私は利用しませんでしたが、公式ではAWS Skill Builderの試験準備コースと公式練習問題集が提供されています。
1資格あたり20〜30時間
学習期間の目安は、Foundational系が1週間、Associate系が2週間、Professional系とSpecialty系が3週間ほどでした。実務経験や得意分野によって必要な時間は変わります。
Associate系も深く勉強する
Professional系は、新しい知識だけではなく、知識の精度と出題範囲の広さが問われます。Associate系だからと軽く流さず、深く学んでおくと後の試験が楽になります。
AWS認定全12試験の感想
CLF-C02 AWS Certified Cloud Practitioner
AWS全体の概要・料金・セキュリティの基礎を、広く浅く学ぶ試験です。覚えるサービスの数は多めですが、全体像をつかむには最適だと思います。SBクリエイティブの参考書を使いました。
AIF-C01 AWS Certified AI Practitioner
AI/MLと生成AIの基礎概念と、AWSのAI系サービスが出題されます。AIの用語だけでなく、各サービスの役割を整理して覚える必要があります。Udemyのサービス解説と練習問題を使いました。
SAA-C03 AWS Certified Solutions Architect - Associate
可用性・コスト・セキュリティを考慮したアーキテクチャ設計が中心です。AWS認定の中心に位置する試験で、CLFを先に受けておくとスムーズでした。SBクリエイティブの参考書を使いました。
SOA-C03 AWS Certified CloudOps Engineer - Associate
運用・監視・トラブルシューティングが中心です。CLFの「広く浅く」が「広く深く」に変わるような内容で、Associateの中では一段難しいと感じました。
この試験では、誤って1つ前のSOA-C02向け参考書を使ってしまいました。教材を選ぶときは、書名だけでなく試験コードまで確認することをおすすめします。
DVA-C02 AWS Certified Developer - Associate
Lambda、API Gateway、CI/CDなど、開発者の視点で問われる試験です。実務に近い問題が多く、開発経験があれば取り組みやすいと思います。参考書とUdemyを使いました。
DEA-C01 AWS Certified Data Engineer - Associate
Glue、Redshift、Kinesisなどを使ったデータ基盤が中心です。データの保存場所、取り込み方、変換・集計方法を問う問題が多く、各サービスの使い分けを整理する必要がありました。Maruchin TechさんのUdemy講座を使いました。
MLA-C01 AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate
SageMakerを中心としたML運用が出題されます。モデルの作成だけでなく、データ準備、デプロイ、監視までを一連の流れとして理解する必要があります。Maruchin TechさんのUdemy講座を使いました。
なお、この試験はアップデートがアナウンスされているため、受験前に公式ページを確認してください。
SAP-C02 AWS Certified Solutions Architect - Professional
12資格の中で最難関でした。新たに学ぶ範囲は多くないものの、とにかく出題範囲が広く、複数の要件を読み取って最適な構成を選ぶ必要があります。SBクリエイティブの参考書とUdemyの練習問題を使いました。
DOP-C02 AWS Certified DevOps Engineer - Professional
DVAとSOAで学ぶ内容の発展にあたり、新たに覚えるサービスは少ないと感じました。Professionalなので難しいことに変わりはありませんが、SAPよりは取り組みやすかったです。Maruchin TechさんのUdemy演習テストを使いました。
AIP-C01 AWS Certified Generative AI Developer - Professional
DEAとMLAで学ぶデータ・機械学習分野とつながりが深い試験です。Bedrockに関する出題が多い印象でした。
Bedrockを実際に操作することまでは必須ではないと思いますが、各機能の知識は必要です。特にAgentCoreの概念が重要でした。ChatGPTなどを普段から使っているとイメージをつかみやすいと思います。
SCS-C02 AWS Certified Security - Specialty
IAM、KMS、監査などが中心で、ほかの試験にはあまり登場しないセキュリティ固有の範囲も出題されます。私が受験したのはSCS-C02ですが、現在はSCS-C03に改訂されています。改訂後の内容を確認するため、Maruchin TechさんのSCS-C03向けUdemy講座も利用しました。
ANS-C01 AWS Certified Advanced Networking - Specialty
Direct ConnectやTransit Gatewayなどを使ったネットワーク設計が中心です。ほかの試験には出てこない範囲もしっかり出題される、独立性の高い試験でした。内容は難しいですが、SAPより先に取得しておくと学習範囲がつながります。
AWS認定を受験する前に知っておきたいこと
試験は、AWS認定アカウントを作成し、Pearson VUEから予約しました。私はすべてテストセンターで受験しましたが、自宅からのオンライン受験も選べます。
教材を買う前に試験コードを確認する
AWS認定試験には「SAA-C03」「SOA-C03」のような試験コードがあり、末尾の数字は改訂のたびに変わります。版が違うと、試験名や出題範囲、対象サービスも変わることがあります。
私はSOAで1つ前のSOA-C02向け参考書を使ってしまいました。教材を買う前に、公式の試験ガイドで現在の試験コードを確認してください。
試験言語は日本語で申し込む
一度、誤って英語で登録してしまい、問題文を十分に読めず不合格になりました。試験言語は申し込み後に変更できません。日本語を選ぶと問題文を日本語と英語の両方で確認できるので、訳が分かりにくいときだけ英語に切り替えられてお得です。
合格すると次回試験の半額バウチャーがもらえる
試験に1つ合格するごとに、次回の試験に使える50%割引バウチャーがもらえます。受験料の高いProfessionalやSpecialtyで使うと効果的です。このほか、期間限定のキャンペーンが実施されることもあります。
不合格の場合は14日後から再受験できる
不合格になると、同じ試験を再受験できるのは14日後からです。焦ってすぐ受け直したくなりますが、14日間は苦手分野を復習するのにちょうどよい期間でした。
筆者について
受験を始めた時点で、AWSの実務経験は3年ほどありました。
業務では、インフラ・運用からアプリケーション開発、データまで幅広く担当していました。
全資格を取ろうと思ったきっかけは3つです。
- 身近に12冠を達成している人がいた
- 勤務先に資格取得支援制度があった
- 技術力を目に見える形にしたかった
AWSやAWSの資格に関する質問とかありましたらご連絡ください。
12冠してよかったこと
調べものをするときに見当をつけやすくなりました。個々のサービスのつながりが分かるようになり、設計や提案での選択肢も増えました。
資格を取っただけですべてを実務で使いこなせるわけではありませんが、知らない分野に出会ったときに「どのサービスを調べればよいか」を判断する地図は手に入ったと感じています。
AIによってインフラも構築できる時代ですが、ゴールが見えている状態で設計できる強みはあるのかもしれません。
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