12個あるAWS認定全冠を達成したので、全試験の感想とおすすめの受ける順番を書きます。
※本記事では、人間の受験記録をもとに、文章の構成と推敲に生成AIを使用しています。内容は人間が確認し、修正しています。
※2026年8月時点の内容です。試験は頻繁に改訂されるため、受験料・試験コード・出題範囲については、公式の試験ガイドで最新情報を確認してください
筆者の背景
受験を始めた時点でAWS歴は3年くらいです。業務ではインフラ・運用からアプリ開発、データまで幅広く担当していました。
なぜ全部取ろうと思ったのか
きっかけは3つです。
- 身近に12冠を達成している人がいた
- 勤務先に資格取得支援制度があった
- 技術力を目に見える形にしたかった
AWS認定の全体像
AWS認定は、4つのレベル・12資格で構成されています。
| レベル | 資格 | 受験料(税抜き) | 試験時間/問題数 |
|---|---|---|---|
| Foundational | CLF / AIF | 15,000円 | 90分/65問 |
| Associate | SAA / SOA / DVA / DEA / MLA | 20,000円 | 130分/65問 |
| Professional | SAP / DOP / AIP | 40,000円 | 180分/75問 |
| Specialty | SCS / ANS | 40,000円 | 170分/65問 |
有効期限は一律3年で、上位資格に合格すると下位資格も自動的に更新されます。詳しい条件は再認定のページにまとまっています。
受験にあたって知っておきたかったこと
試験は、AWS認定アカウントを作成し、Pearson VUEから予約しました。私はすべてテストセンターで受験しましたが、自宅からのオンライン受験も選べるようです。
試験にはバージョンがある
AWS認定の試験には、資格ごとに「SAA-C03」「SOA-C03」のような試験コードが割り当てられています。末尾の数字がバージョンで、改訂されるたびに繰り上がります。出題範囲やサービスの入れ替えが行われるため、版が違うと内容もかなり異なります。
私はSOAで、1つ前の試験コードであるC02の参考書を使って勉強してしまいました。教材を買う前に、試験ガイドで現在の試験コードを確認してください。
試験言語は日本語で申し込む
一度、誤って英語で登録してしまい、英語が読めず不合格になりました。試験言語は申し込み後に変更できません。日本語を選ぶと、問題文を日本語と英語の両方で確認できるためお得です。
半額バウチャー
試験に1つ合格するごとに、次回の試験に使える半額バウチャーがもらえます。この他にも、キャンペーンが実施されることがあります。
不合格の場合は14日後から再受験可能
焦って短期間で再受験したくなることもありますが、14日間は復習するのにちょうどよい期間でした。
おすすめの受験順
矢印は、試験の内容の関連を表しています。
実線は上位資格・下位資格の関係、点線は上下関係はないものの出題範囲がつながる資格です。
実線でつながっている資格は、上位資格に合格すると下位資格も自動的に更新される関係でもあります。一方、点線のSCS・ANSは自動更新の対象外で、それぞれ単独で更新する必要があります。
Professional系は、下位資格の内容を組み合わせて深くした試験です。矢印の根元から順に取得すると、前の試験で得た知識を生かせます。特にSAPは、SAA・DVA・SOAに加えて、SCS・ANSまで取得してから受験するのがおすすめです。
職種を基準に受験順を組み立てたい人は、公式のAWS認定パスというPDFも参考になります。
体感難易度ランキング
- SAP AWS Certified Solutions Architect - Professional
- ANS AWS Certified Advanced Networking - Specialty
- AIP AWS Certified Generative AI Developer - Professional
- DOP AWS Certified DevOps Engineer - Professional
- SOA AWS Certified CloudOps Engineer - Associate
SAPが最も難しいと感じました。それまでに登場しなかったサービスを新たに覚えることは少ないものの、出題範囲が広く、難易度の高い試験でした。
各試験の感想
CLF-C02 AWS Certified Cloud Practitioner
AWS全体の概要・料金・セキュリティの基礎を、広く浅く学ぶ試験です。SBクリエイティブの参考書で勉強しました。覚えるサービスの数は多めです。
AIF-C01 AWS Certified AI Practitioner
AI/MLと生成AIの基礎概念、それからAWSのAI系サービスが出題されます。Udemyのサービス解説と練習問題で勉強しました。覚えるサービスの数は多めです。
SAA-C03 AWS Certified Solutions Architect - Associate
可用性・コスト・セキュリティを考慮したアーキテクチャ設計が中心です。SBクリエイティブの参考書で勉強しました。AWS認定の中心に位置する試験で、CLFを先に受験しておくとかなりスムーズです。
SOA-C03 AWS Certified CloudOps Engineer - Associate
運用・監視・トラブルシューティングが中心です。SBクリエイティブの参考書で勉強しました。
CLFの上位という位置づけですが、「広く浅く」が「広く深く」に変わるため、Associateの中では一段難しいと感じました。
DVA-C02 AWS Certified Developer - Associate
Lambda、API Gateway、CI/CDなど、開発者の視点で問われる試験です。参考書とUdemyで勉強しました。実務に近い問題が出題されるため、開発者にとっては取りやすい試験です。
DEA-C01 AWS Certified Data Engineer - Associate
Glue、Redshift、Kinesisなどを使ったデータ基盤が中心です。Udemyで勉強しました。データの保存場所や集計方法など、手法を問われる問題が多いです。
MLA-C01 AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate
SageMakerを中心としたML運用が出題されます。Udemyで勉強しました。なお、この試験は現在アップデートがアナウンスされているため、受験前に公式ページを確認してください。
SAP-C02 AWS Certified Solutions Architect - Professional
12資格の中で最難関でした。新たに学ぶ範囲はほとんどないものの、とにかく出題範囲が広い試験です。参考書とUdemyで勉強しました。
DOP-C02 AWS Certified DevOps Engineer - Professional
DVAとSOAの上位にあたり、それまでに登場しなかったサービスを新たに覚えることは少ないと感じました。Professionalなので難しいことに変わりはありませんが、SAPと比べると楽でした。
AIP-C01 AWS Certified Generative AI Developer - Professional
DEAとMLAの上位にあたる試験で、合格するとこの2資格も自動的に更新されます。Bedrockに関する出題が多い印象でした。
Bedrockを実際に操作する必要まではないと思いますが、知識は必須です。特にAgentCoreの知識が重要です。ChatGPTなどの生成AIを普段から使っていると、イメージをつかみやすいと思います。
SCS-C02 AWS Certified Security - Specialty
IAM、KMS、監査などが中心です。ほかの試験には出てこない範囲も少し登場します。私が受験したのはC02ですが、現在はSCS-C03に改訂されています。
ANS-C01 AWS Certified Advanced Networking - Specialty
Direct ConnectやTransit Gatewayなどを使ったネットワーク設計が中心です。ほかの試験には出てこない範囲もしっかり出題されます。Specialtyの中でも独立性の高い内容ですが、SAPより先に取得しておくと、学習範囲がつながります。
12資格を通してわかった勉強法の型
本番に近い練習問題100問くらいを2周する
私はこの方法で12資格すべてに合格しました。Udemyには練習問題が多く収録された教材が沢山あるので、解説が詳しく書いてあるものを買いました。サービスを多く知っておく必要がある、下位資格のない資格については、サービスの概要や使い方が解説されている読み物で勉強しました。
実務経験のある分野では、練習問題1周で足りたこともありました。なお、私は利用しませんでしたが、公式ではAWS Skill Builderの無料試験準備コースと公式練習問題集を推奨しています。
1資格あたり20〜30時間
学習期間の目安は、Foundational系が1週間、Associate系が2週間、Professional系とSpecialty系が3週間でした。
下位資格は深く学んでも無駄にならない
Professionalは、知識の精度と出題範囲の広さとの戦いです。下位資格で覚えたことも出題されるため、Associateだからと軽く流さずに深く学んでも損はなく、後で楽になります。
取ってよかったこと
調べものをするときに、見当をつけやすくなりました。個々のサービスがどのようにつながっているのかがわかるようになり、設計や提案における選択肢も増えました。
