AWS Skill Builder における下記コンテンツの学習記録(ポイントとメモ)です
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語実写版)
いまさらですが AWS Cloud Practitioner Essentials のモジュールは全部で11あります
なお11番目のモジュールは試験概要・対策なので記事にはせず、全10回で終わる予定です
モジュール8:料金とサポート
AWS リソースにかかる料金と、AWS から受けられるサポート
AWS ではコストを最適化するサービスも充実している
AWS 無料利用枠
AWS リソースには、一定期間・一定量まで料金が発生しない状態で利用できるものがある
私も無料利用枠を使って遊んでる勉強しているところ
AWS 無料利用枠
無料利用枠には3種類のパターンがある
#以下は2023年10月に確認した時点の情報です
- 無期限無料
- 有効期限はなく、この範囲までは常時無料となる
- AWS Lambda : 月間 100万リクエスト/ 320万秒のコンピューティング時間
- DynamoDB : 25GBのストレージ
- 12か月間無料
- アカウントにサインアップしてから12か月間無料となる
- Amazon EC2 : 月間 750時間
- Amazon S3 : 5GBのストレージ
- トライアル
- 該当サービスをアクティベートしてから一定期間無料となる
- Amazon Inspector : 15日間
- Amazon Lightsail1 : 月間 750時間/ 3ヵ月間
- Amazon Redshift : 2ヵ月間
AWS の料金の概念
AWS 料金体系の仕組み
これまでのリソースの説明にも少しずつ出てきていたが以下の通り
- 従量課金制
- 使用したリソースの量に応じて課金される
- 予約して支払いを削減
- 予約オプションによる割引が用意されているサービスがある
- EC2 のリザーブドインスタンスや Instance Savings Plans など
- 使用量が増えると従量制割引が適用される
- 段階的に料金が設定され、使用量あたりの価格が安くなるサービスがある
- S3 では、容量を増やすほど GB あたりの料金が安くなる
AWS 料金見積もりツール(Pricing Calculator)
AWS の各サービスを調べたり、AWS のユースケースにおける費用の見積もりを作成することができる
定義したグループ別に見積もりを作成したり、作成した見積もりを保存して共有したりできる
AWS 料金の例
各サービスの「料金」ページを見るのがベストなのでリンク
請求ダッシュボード
AWS コンソールから「Billing」で検索すると簡単にアクセスできるダッシュボード
AWS 請求書の支払い、使用量の確認、分析などの管理ができる
- 現在のコストと前月のコストを比較したり、翌月の予測ができる
- サービス別の使用量や無料利用枠の状況を確認できる
- Cost Explorer にアクセスして予算を作成できる
- Savings Plans の購入や管理を行う2
- AWS のコストと使用状況レポート(Cost and Usage Report:CUR)を発行
一括請求(コンソリデーティッドビリング)
一括請求(コンソリデーティッドビリング)
モジュール6で名前だけ出てきたやつ
AWS アカウントを一括管理できる AWS Organizations におけるオプションとして用意されているサービス
組織内のアカウントすべての請求書を1つにまとめ、アカウントごとに明細が確認できるとともに合計コストを追跡できるようになる
更なる利点として、一括割引料金、Savings Plans、リザーブドインスタンスを組織内のアカウントで共有できるようになる
(AWS 料金体系の仕組みにある「使用量が増えると従量制割引が適用」といったケースで、各アカウントの合計使用量によって割引が計算される)
AWS Budjets
AWS Budjets
AWS を利用する予算を作成し、サービスの使用量、コスト、インスタンスの予約を計画できるようにするサービス
AWS コンソールの「Billing」や「Cost Explorer」からもアクセスできる
Budjets の情報は1日3回更新され、設定した予算を超える、あるいは超えそうになった時に、カスタムアラートを設定することができる
AWS Cost Explorer
AWS Cost Explorer
経時的な AWS のコストと使用量を可視化して管理するサービス
AWS コンソールの「Billing」からアクセスできる
AWS サービスやアカウント、リージョン、AZ などなど、さまざまなパラメータを切り口としたレポートを表示させることができる
AWS サポートプラン
AWS サポート
4つのプランが用意されている、とあるが5つ書いてある(ベーシックはすべてのユーザに適用される無料プランなのでカウントされてないのか?)
上位のプランは下位のプランの内容を含んでいる
- ベーシック
- ホワイトペーパー、ドキュメント、サポートコミュニティの利用
- AWS Trusted Advisor の一部
- AWS Personal Health Dashboard3
- デベロッパー
- ベストプラクティスのガイダンス
- クライアント側の診断ツール(←これはなんのことだろう?)
- 基盤となるのアーキテクチャに関する全般なサポート
- ビジネス
- ユーザのユースケースに基づくガイダンス
- AWS Trusted Advisor のすべてのチェック
- サードパーティ製ソフトウェアのサポート
- エンタープライズ On-Ramp
- テクニカルアカウントマネージャ(TAM)のプール
- 請求とアカウントのサポートをするコンシェルジュサポートチーム
- コンサルティングレビューとアーキテクチャガイダンス(年1回)
- インフラストラクチャイベント管理(年1回)
- ビジネスクリティカルな問題に対する30分以内の応答時間
- エンタープライズ
- 専任のテクニカルアカウントマネージャ(TAM)
- コンサルティングレビューとアーキテクチャガイダンス
- インフラストラクチャイベント管理
- ビジネスクリティカルな問題に対する15分以内の応答時間
Technical Account Manager (TAM)
エンタープライズ On-Ramp およびエンタープライズサポートプランでは、Technical Account Manager (TAM) によるサポートを受けることができる
AWS Marketplace
AWS Marketplace
AWS を通してサードパーティのソフトウェアを閲覧・購入できるデジタルカタログ
AWS Marketplace にあるソフトウェアは、ワンクリックデプロイといったオプションによって即座に実行可能な状態にすることもできる
Marketplace にソフトウェアを提供しているサードパーティの多くは、既存のユーザが利用中の年間契約ライセンスをクラウド利用に転用することもできる
あるいは、クラウド用に従量課金制のオプションライセンスを提供している場合もある
ここもそれなりにボリュームがあり30分くらいかかります
サポート関連のサービスはいろいろと変遷しているようで、自分で追加で調べようとするとだいぶ分かりづらかったです
AWS アカウントを作ってあってよかった
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ここで初出のサービス。Amazon Lightsail は小規模な仮想プライベートサーバとして、仮想マシン、コンテナ、データベース、CDN、ロードバランサーなどをまとめて提供してくれる。WordPressがあらかじめインストールされたテンプレートなどもあり、簡単にウェブサイトを構築できる
Amazon Lightsail ↩ -
2023年10月現在、Savings Plans の購入やレポートの表示は Billing のダッシュボードからではなく Cost Explorer からできるようになっている ↩
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こちらもここで初出。AWS Personal Health Dashboard は環境に影響を及ぼす可能性のある AWS イベントのアラートを提供してくれるサービス。AWS クラウドの障害といった情報が確認できる。自分のアカウントに影響のあるサービスにパーソナライズされている。AWS Service Health (今は AWS Health?) という AWS 全体での障害情報・履歴が確認できるサービスもあり、現在はこれらのダッシュボードが統合されたりしていて、名称も含めて色々とややこしい
AWS Personal Health Dashboard
AWS Health
新しい統合された AWS Health Dashboard の最初のイテレーションを発表 ↩