前回の記事ではIoTお猪口の開発の経緯について書きましたが、今回はハードウェアをご紹介します。
回路
マイコンとセンサー
- Raspberry Pi Pico WH
- 小型で安定しており、wifi・BLEが使用可能です。秋月電子で買えば技適ももちろん問題ありません
- 次のプロトタイプへ使い回せるようにピンヘッダ付を選択しました
- MPU-6050
- 秋月電子で取り扱っていないためAmazonで適当に買いました
- I2CかつMicroPythonのライブラリが存在するためお手軽です
- HC-SR04
- 価格が安く、取得できる最短距離が2cmです
- I2CかつMicroPythonのライブラリが存在するためお手軽です
- 計測の誤差が1cmほどあり、別のセンサーにするか迷っています
- ホールIC SK8552G SIP-3
- 実装を楽にするため両極検知としました
電源
- 電池ボックス 単4×2本
- スイッチを兼ねており、電池が入った瞬間に電源ONです。今回は秋月電子で購入していますが購入元により若干大きさに差があるようです
- 単4電池
- 格納場所がタイトだったため単4としました
- エネループを使ったり100円ショップのアルカリ電池使ったり適当です
導線と3Dプリンター
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導線 AWG24相当
- 格納場所がタイトだったため細い導線を使用しています
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デュポンコネクター各種
- raspai pico wを別プロトタイプで使い回しできるようにするためコネクターを使用しています
- Amazonで適当に買ったものと秋月電子で買ったものを両方使用しましたがあまり違いは感じませんでした
- eSUN PLA Plus 3Dプリンターフィラメント
- 特にこだわりはないため安いものを選びました
その他
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Seria クリアカップ 110ml(18個)
- 容量が小さく、比較的側面が垂直に近いプラ製の使い捨てカップです
- 入手性が良いもので小さめなカップを探して選んでおります
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Seria 丸型超強力マグネット 8P(直径6mm,厚み2.5mm)
- ホールセンサーで検知するための磁石です
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粗面用強力両面テーブ
- クリアカップは両面テープで貼り付けています
- 厚みのある粗面用で取れないようにしっかり貼り付けております
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マスキングテープ(黒)
- 今回はまだPoCのため分解しやすいようにマスキングテープを多用しています
- 色は目立たないように黒です
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輪ゴム
- 超音波センサーの付いているアームを戻すバネとして使用しています