最近、Codexの利用枠が何度かリセットされています。
単なるキャンペーンだけではなく、現在は**「同じ使い方なのに利用枠が想定より早く減る」問題について、Codexチームが調査・修正を続けている**ようです。
最近の流れ
2026年7月9日
OpenAIは有料プランを対象にCodexの利用上限をリセットしています。
OpenAI Supportによると、このリセットによって週間枠の開始位置も変わるため、次回リセット日が動くことがあります。
2026年8月21日
Codexが2,000万アクティブユーザーを突破。
これを記念して、Codex / ChatGPT Workユーザーへ**保存して任意のタイミングで使える「Banked Reset」**が配布されました。
現在、この仕組み自体もOpenAI公式ヘルプに掲載されています。
2026年8月23日
Codexチームから、利用枠が早く減る原因を調査していることが報告されました。
この時点で、
- 長時間セッション+画像+Compaction
- Computer Historyの処理
- 会話タイトル生成
- 一部ユーザーでのキャッシュヒット率低下
などが、余計な使用量につながっていることが分かってきています。
2026年8月24日
見つかった問題の一部を修正し、利用枠を再度リセット。
Codexチームからは、修正後は利用効率の改善を感じられるはず、と案内されています。
2026年8月29日
さらに調査を進め、Codex / ChatGPT Workの全有料ユーザーの利用量を再びリセット。
この時点では、かなり細かいところまで調べた結果として、主に次のような処理が修正されています。
- Compaction:古い画像が残り続け、再Compactionを誘発する問題
- Memory:バックグラウンド処理が終了できず動き続けるケース
- Goals:終了条件を超えて処理や再試行を続けるケース
- Automations:設定より頻繁に実行されるケース
- Subagents:必要以上に強いモデルや高速モードを使うケース
- Computer History:重複した履歴を繰り返し要約する処理
- Task Summary:通常処理でも余計なバックグラウンド要求が発生
- MCP:Tool Resultの二重エンコードや再取得
つまり今やっているのは、単純に利用上限を増やすチューニングというより、
Codex内部で無駄に走っていた処理を減らし、同じ利用枠でより長く使えるようにするチューニング
と考えると分かりやすそうです。
使い方によっては、修正前より利用効率が10〜50%程度改善する見込みとも報告されています。
なお、OpenAI公式ヘルプでも、対象ユーザーにCodexの利用上限を一回限りリセットすることがあると明記されています。今後のリセットが保証されているわけではありません。
まだチューニングは続いているようです。
また来るといいですね。