Scrum Fest Sapporo Day 3 OST
2020/11/07に開催されたScrum Fest Sapporo 2020 Day 2にて、OST(Open Space Technology)が開催されました。
OSTは、話すテーマを自由に挙げて、話したい人・聞きたい人同士で集まって場を作っていくという議論の方法です。
1回20分×3のセッションが行われました。私は、1セッション目「ふりかえりの悩みを集めよう」のテーマを作って、悩みを集めてきました。
OSTについては、以下の資料を読むとイメージがしやすいと思います。
https://takaking22.com/2019/ost-introduction/
ふりかえりに関する悩み
ふりかえりに関する悩みを集めました。悩みへの解消はしない場でしたが、他の人もこんな悩みを持っているんだ、と気づくことは非常に有用です。
悩みを列挙していきます。
Q. ふりかえりが上司の機嫌取りになってしまっている
上司が参加すると、忖度が発生してしまって、「カイゼンされています」「問題ないです」という風に言ってしまう。
1週間のスパンしか見ていなくて、長期的にみると変わってないよなーという風に思ってしまう。
ご機嫌取りのために付箋の内容を書いてしまう
Q. ふりかえりを言い訳の場にしてしまう人がいます
Q. KPTでやっているとうまくネタが出てこない、停滞感が出てしまう
Q. 自虐的になるだけで、カイゼンに繋がらない
「やったことに対してうまくできなくて…」とぼそぼそと言って、自分のモチベーションが下がることだけを言ってしまう。
こういう風にカイゼンしていこうね、という話にはならずに、場が冷え切ってしまう。ポジティブな方向に持っていけない。
Q. 「ふりかえり=問題点探し、ダメ出しの場」と思ってしまう
Q. 定量情報とふりかえりをどう連動させたらいいか?
コードの作成数とか、TODO消化数など、メトリクスをどのようにふりかえりで活用すればいいか?
その他のコメント
TIPS的な情報もあったので、こちらに記載します。