この記事について
この記事は、2020/01/09-11に開催予定の Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 のプロポーザルを勝手に紹介するアドベントカレンダー的な活動の3日目です。
LINEのSET伊藤宏幸さんから始まり、やっとむさん、私へとバトンが回ってきました。
まだ5が月も先のカンファレンスなのに、プロポーザルの紹介記事が書かれるくらい、すごい熱量ですし、すでにかなりの量のプロポーザルが出されています。
私も去年のRSGT2019からずっとワクワクして待ち望んでいました!楽しみですね。
これまでの紹介記事はこちらです。
私のRSGTへの参加意欲は、セッションを聞く、というよりも、いろんな人と話す、ワークショップを楽しんで現場に持ち帰る、といったところがメインです。そのうえで自分でワークショップが開けたら嬉しいなー、と。
あんまり見てなかったプロポーザルを中心に紹介しようかとも思ったのですが、自分が楽しみなプロポーザルを素直に紹介していったほうが魅力が伝わるなーと思い、自由にやります。
ワークショップ関連に偏っていますが、ご了承ください。
自身のプロポーザルの紹介
(実は自重せずにプロポーザルを4つ出してるのですが)特に皆に知っていただきたいプロポーザルを1つ紹介します。
チームや組織のスクラム勉強の際に使える、新しいワークショップ「スクラムショーワークショップ」です。このワークショップを一緒に生み出したコーチの仲間と一緒に、ワークを盛り上げていきます。
紙飛行機ワークショップのように、いろんな現場で使われるようになると嬉しいです。
興味がある方は是非こちらの記事から進め方を見てやってみてください!
プロポーザル紹介
「叱ってほしい!」・もし相手のスタンスが読めるならワークショップ
yamanecoのヴァッサーさんによるワークショップです。ヴァッサーさんはFun/Done/Learnなど、様々な「楽しい」ワークをいくつも実践されており、ふりかえりにも色々とグラフィカルで楽しい手法を取り入れていて、一方的に共感を抱いている方です。
対話の際に、「自分が相手にどういうスタンスなのか」を明示して行うワークだと思われます。「1to1」や「1on1」などで絶対に役に立つだろうな、という確信が持てるワークです。楽しみ!
スクラムマスターがファシリテーションを意識した時に受けるワークショップ
プロファシリテーターの高柳さんによるワークショップです。高柳さんはアジャイルでファシリテーションといえばこの方、という人で、私もファシリテーションについて師事しており、凄い人だなーといつもパワーをいただいています。
スクラムマスターの大事なスキルの一つに「ファシリテーション」があると言われていますが、「ファシリテーション」と一言にいっても、人によって解釈も違えば描いている理想像も違います。このワークでは、いろんな形のファシリテーションを知るいいきっかけになりそうです。楽しみ!
ワークショップ用ゲームの作り方 やっとむ流
アジャイルコーチの「やっとむ」こと安井力さんによるワークショップです。やっとむさんは、omoiyari.fmでふりかえりのことを深く広く話していたりと、いつもふりかえりに関して新しい知見をくれます。ふりかえりだけでなく、いろいろなことに精通しており、様々な人に安心感を与えてくれる人です。
やっとむさんは心理的安全性ゲームをはじめ、いろんなゲームを作って世に出してくれています。彼がどのようにゲームを作っているのか、というのは、ワークショップを作る側としてもとても気になります!楽しみ!
「ハイキュー!!」でわかるチームそして心理的安全性
カナタクのアジャイルコーチ、たくぼんこと木村卓央さんと、アギレルゴコンサルティングの川口恭伸さんのタッグによるセッションです。お二人とも昔から精力的に活動されており、私もいつも色んなイベントで会話し、色々な知識や示唆をいただいています。
そして内容がハイキュー!!ですよ、ハイキュー!!。この漫画は「チーム」というものを分析するのにとてもよいです。心理的安全性がどのようにして築いていかれるのか、そして強いチームの形はどういったものがあるのか。色んなチームが、それぞれの思惑とともに描かれているので、それらをスクラムのセッションにどう落とし込んでいくのかがとても気になります。楽しみ!
次のバトン
プロポーザル応募開始から1週間ちょっとで、なんと64ものプロポーザルが出されています。RSGT2019が最終的に94プロポーザルだったのを勘案すると、とんでもないペースです。
他にも色々魅力的なセッションがありますので、それはきっと後ろの人たちが紹介してくれることでしょう。
次回は「パターンといえばこの方!」な原田巌さんによる紹介記事です。お楽しみに~!