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Scrum Fest Sapporo Day 2 登壇レポート「さぁ、楽しいふりかえりを始めよう」

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Scrum Fest Sapporo Day 2 「さぁ、楽しいふりかえりを始めよう」

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2020/11/07に開催されたScrum Fest Sapporo 2020 Day 2にて、11:00-11:50で表題のセッションで登壇してきました。
この記事は、セッションに関する簡単なまとめです。

スライド

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以下からご参照いただけます。
https://speakerdeck.com/viva_tweet_x/saa-le-siihurikaeriwoshi-meyou

なお、タイトルの花は「紫蘭(シラン)」。花言葉は「楽しい語らい」です。

ふりかえりに関するアンケート

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ふりかえりを行っている人が75%くらいでした。「スクラムフェス」としてはちょっと意外な結果に。

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頻度としては、1か月以上に1度(定期的にやっていない人も含む)が多かったです。
1週間と2週間が同票だったので、スプリントの期間も1週間・2週間が多い、ということでしょうね。
1日以下でふりかえりをやっているというエクストリームな人が意外と多いのがびっくりです。

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基本的にリモートワークが多いですね。
1:1:1のパターンがほとんどで、全員ばらばらにふりかえりをやっていることが分かります。

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ふりかえりを難しく、楽しくないと考えている人が半分くらい。難しいと考えている人が大多数だということも分かります。

伝えたかったこと

COVID-19の環境下で、一変してしまったふりかえりのやり方ですが、今の状況だからこそできるふりかえりの進め方があります。
また、今でも昔から変わらないものはあり、それは先人の知恵や皆さんの知識が使える領域です。
ふりかえりのマインドセット、ふりかえりのファシリテーションはいつでも使える技術です。

特に、ふりかえりに対する期待値を下げること、ファシリテーションに対する誤解や、「正解を求めない」ということ。これらは、チームでふりかえりを導入する際に、スクラムマスターやリーダーが重責を感じて辛くなってしまう部分を楽にしてくれる考え方です。

ふりかえりは、楽しくしたっていいんだ。
楽しいふりかえりを、はじめていきましょう。

オンラインで変わったものを、うまく活用できる事例

オンラインだからこそ、チャットならではのやりとりが行えます。
ふりかえりで陣取りゲーム!~ふりかえりの手法紹介:Blokusがいい例です。

変わらないもの:ふりかえりのマインドセット

6つのマインドセットは、オンラインでもオフラインでも変わりません。

  • 受容する
  • 学びを祝う
  • 小さな一歩を踏み出す
  • 実験する
  • 多角的に捉える
  • 高速にフィードバックを得る

変わらないもの:ふりかえりのファシリテーション

ふりかえりのファシリテーションとは、司会ではなく「促す」ことです。
ファシリテーターの役割は、スクラムマスターだけのものではありません。
特定の誰かが進めるものでもありません。
重責を感じなくていいのです。

全員がファシリテーターの意識を持ち、その人なりのやり方でチーム全員でふりかえりを形作っていきましょう

また、正解を求めようとしないこと。
ふりかえりに正解はありません。
チームに「私が思う正解に辿りついてほしい」と思っているのなら、それを捨てるところから始めましょう。
チームはいつも、あなたの想像を超えてきます。

詳しい内容について

詳しい内容は、スライドをご参照ください。
また、11/11にふりかえり実践会で再演も行います。そちらも併せてお楽しみください。

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