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(レポート)Agile Japan 2019参加レポート~ブース&イベント編~

はじめに

2019/07/18(木) に開催された AgileJapan2019 に参加してきました。
本記事は、このイベントのレポートと、ブースやイベントなどのセッション以外での楽しみ方について(今更)紹介できればと思います。来年のAgileJapan2020や、他のアジャイル系カンファレンスに向けて、参考になれば幸いです。

ちなみに、この記事は「フラクタル」によるふりかえりを行って書かれています。

AgileJapanとは

AgileJapanとは、国内最大の「アジャイル」実践者が集まるカンファレンスです。
毎年1日で行われ、今回は800人を動員しています。
他のアジャイル関係の大規模カンファレンス(Regional Scrum Gathering Tokyo, DevOpsDaysTokyo, PO Study祭りなど)と比較すると、セッションの内容や参加者もエンタープライズ色が強めなのが特徴です。
今年のテーマは「アジャイルでつなぐビジネスとIT」でした。

参加スタンス

私がAgileJapanに参加し始めたのは2017から。

  • 2017では一参加者として
  • 2018では「Why Agileワークショップ」のファシリテーターとして
  • 2019では「NRI bitLabs」のブーススポンサー&イベント実施担当として

参加しました。去年までとは違い、一日スポンサースペースに籠っていましたが、とても面白い活動ができたと思います。

セッション以外も楽しめる、スポンサースペース&イベントスペース

ブースの準備やイベントなどで結果的にスポンサースペース&イベントスペースに籠りっきりだったのですが、とても楽しませてもらいました。今回はその魅力を語りたいと思います。

多種多様なスポンサーブース

毎年ブーススペースはいろいろとモノが置いてあります。
ノベルティを貰いにいくついでにその企業が何をしているのか話を聞いたり、雑談したり、というのも楽しいです。
ブースにいる人は「アジャイルを実践しつづけている&カンファレンスでよく出没する人」のことが多く、ただ話を聞きに行くだけでも面白いことが聞けます。
また、ガッツリ採用活動をしているようなブースはなかった…はずで、「名前を知ってもらう」ということを重要視しているブースも多く、その逆を突いて「この企業って何やってるの?」という情報を聞けば色々教えてくれるでしょう。

私がいたNRI bitLabsブースでは、「ふりかえり相談」「アジャイル相談」「事業紹介」「ふりかえり読本物販」など色々やってました。bitLabsの付箋を配ったりもしていました。
私もふりかえりの相談を受けてじっくりお話させていただいたり、本も(勝手に)サインさせていただいたりして、ブースで100人近くの人とお話できたと思います。


イネドさんでは子供用のTシャツや、絵本、シールをいただきました。
Tシャツはさっそく子供に着せていますし、シールも子供が喜んでいました。うれしい。
(イネドが正です。ツイート上ではイドネにしちゃってました。ごめんなさい!)


旅するアジャイル本棚もあったり。結構な人数が本を読んでいたと思います。
私も少し空いた時間にここで本を読んでました。



「にぼし本」が今回の私的ヒット。

ギルドワークスさんのブースでは、「正しいものを正しくつくる」本の物販をやっていました。
著者の市谷さんにサインを貰ったり、カイゼンジャーニーの著者新井さんと写真を撮ったりできました。
新井さんは結構な頻度でブース付近にいたので、著者とお話をするチャンスでもあります。
私も時間が空いたタイミングで新井さんと雑談していました。


石井食品さんのブースでは、マンゴープリンが1日に2度もデプロイされます。
めっちゃおいしいです。今年も長蛇の列ができていましたが、すばやく手渡しされていました。


こんな感じで、多種多様なブースが展開されています。
セッションの合間や、セッションを聞くのに疲れた時にブースにふらっと立ち寄ると楽しいです。
「セッションを1つ休んでブースに行くことにしているんですよ」という人もいました。
セッションの時間中は比較的ゆるやかな時間が流れていますので、ブースの人とじっくり話すいい機会になります。
ブースの人も、他のイベントで多数登壇していることが多いので、話を聞きだすにはいい時間だと思います。

カオスも入り混じるスポンサー紹介タイム

たかのあきこ(@akiko_pusu) さんの素敵グラレコを追ってみましょう。

他の大規模カンファレンスと違って、ブース紹介にカオスさが入り混じるのも今回の特色です。
私もブース紹介に当日いきなりアサインされ(そもそもやることを知らなかった)やってきました。
コントかよと思うような紹介をする人も多く(ブーメラン)、見どころの一つではないでしょうか。
「この紹介してたブースってどこでしたっけ…」みたいな問い合わせも受けました。他社のブースの質問をされても、みんな優しく答えてくれるいいイベントです。
(1件わからなくて応えられませんでした、ゴメンナサイ)

セッションだけじゃない!イベントも満載

休憩スペースの横に常設されたイベントスペースでは、様々なイベントが実施されていました。

私が担当した「ふりかえり読本 Active Book Dialog」ブース。
ふりかえり読本 学び編、ふりかえり読本 場作り編の2冊の本を題材に、Active Book Dialogの体験をしてもらいました。
ふらっとブースに来てもらった人には本の5~10ページを読んでもらってB5一枚の紙にまとめて(コ・サマライズ)もらったり、2回のイベント時間に来てもらった人は、コ・サマライズとリレープレゼンを体験してもらいました。
のべ35人に参加いただき、2冊計350ページのうち、310ページ分のサマリができました。
色んな人が色んなスタイルでサマリを書いてくれており、左上から下へと眺めると短い時間で本の全体像が把握できます。
こちらのブースでも、眺めてくれた人を合わせると、150人近くにActive Book Dialogを知ってもらえたのかなと思います。

ハトマスクワークショップもやってました。
ハトマスクをかぶって六芒星を作るというもの。チームビルディングに最適(?)ですね。
私も参加したかった。


モブプログラミング体験も常設していました。
誰かしらずっとモブモブしていたように思います。


勝手にコーチと話せるスペースが始まったりして、流動的にイベントが増えていきます。


こんな感じで、セッション以外の魅力もたくさんです。
正直、ブース&イベントを体験しつくす、みたいな参加の仕方もアリなくらいだと思います。

ネットワーキングも忘れちゃいけない

ネットワーキングでは、800人のうち500人くらいが入り混じってのパーティー。
色んな人と話すいい機会です。
社内のメンバー同士で語り合ったり、他の参加者と情報交換をしたり、いろいろできます。
全セッションのグラレコが公開されていたので、それを眺めながら一人で余韻にふけるのもアリ。
平鍋さんの相談に乗っかるのもアリ。

私も色んな人とお話させていただきました。
「去年のWhy Agileワークショップ行ったんですよー!」みたいな声もいっぱいいただいて、覚えていていただいてすごく嬉しかったです。
ここでつながった人と、他のカンファレンスで出会ったり、仕事で絡んだり、とつながっていきます。
講演の依頼やワークショップを依頼してみるのもいいかもしれません。(私もお話いただきました。ありがとうございます)

このネットワーキングのごたまぜ感こそ、AgileJapanの醍醐味の一つだと思います。

イベントを終えて

今回は基調講演も他のセッションも聞けなかったのですが、それとは別に色んな人と広く深くお話できた1日であり、とても楽しく過ごさせていただきました。
スライドやグラレコ、Twitterを追っていれば、セッションの内容はなんとなく頭に入るので、あとは今度直接聞きに行けばいいか!くらいの考えです。
人によって色んな楽しみ方があってよく、私もブーススポンサー&イベントブース担当として一日中楽しませていただきました。

来年は、チャンスがあれば登壇したいなーと考えています。
ワークショップやブース、イベントはやってみたので、まじめに登壇してみたいなと。
それがかなわなかったにせよ、きっと黄色い人は参加しているでしょう。
来年も今から楽しみです!

様々な人との出会いが生まれ、次につながるのがAgileJapanというイベントです。
来年もきっと行われることと思います。是非、来年の参加を検討してみてはいかがでしょうか。

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