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[Ruby]繰り返し処理のやり直し redo

Last updated at Posted at 2020-05-09

Rubyで便利な繰り返し処理について、やり直したい時に使える"redo"の使用方法について、まとめてみました。


friends = ['キム','リー','アルフォンソ']
friends.each do |friend|
 print "#{friend}は一番の親友ですか? => "
 rank = ['ベストフレンド','中の上','よっ友'].sample
 puts rank

 #ベストフレンドでなければ、もう一度聞き直し無理やりベストフレンドと言わせる
 redo unless rank == 'ベストフレンド'
end
キムは一番の親友ですか? => 中の上
キムは一番の親友ですか? => よっ友
キムは一番の親友ですか? => 中の上
キムは一番の親友ですか? => ベストフレンド
リーは一番の親友ですか? => 中の上
リーは一番の親友ですか? => ベストフレンド
アルフォンソは一番の親友ですか? => ベストフレンド

上記のように、ベストフレンドというまで、何度も同じ質問が続きます。

##無限にやり直しを避けるために、_count_を使う

friends = ['キム','リー','アルフォンソ']
count = 0
friends.each do |friend|
 print "#{friend}は一番の親友ですか? => "
 # わざとベストフレンドと答えないようにする
 rank = ['中の上','よっ友'].sample
 puts rank

 
 count += 1
 #やり直しは3回までにする
 redo if rank != 'ベストフレンド' && count < 3

 #カウントをリセット
 count = 0
end
キムは一番の親友ですか? => よっ友
キムは一番の親友ですか? => よっ友
キムは一番の親友ですか? => 中の上
リーは一番の親友ですか? => 中の上
リーは一番の親友ですか? => よっ友
リーは一番の親友ですか? => よっ友
アルフォンソは一番の親友ですか? => 中の上
アルフォンソは一番の親友ですか? => よっ友
アルフォンソは一番の親友ですか? => よっ友

やり直しの回数をcountを使って制限できた。

##無限ループに気をつける

friends = ['キム','リー','アルフォンソ']
count = 0
friends.each do |friend|
 print "#{friend}は一番の親友ですか? => "
 # わざとベストフレンドを答えないようにする
 rank = ['中の上','よっ友'].sample
 puts rank

 
 count += 1
 #やり直しは3回までにする
 redo if rank != 'ベストフレンド' && count < 3

end

redo if rank != 'ベストフレンド' && count < 3行の下に、
"count = 0" を入れ忘れると、無限ループする。

friends = ['キム','リー','アルフォンソ']
friends.each do |friend|
 print "#{friend}は一番の親友ですか? => "
 rank = ['ベストフレンド','中の上','よっ友'].sample
 puts rank

 #firstではなければ、もう一度聞き直し無理やりベストフレンドと言わせる
 redo unless rank == '親友'
end

また、カウント制限なしで、redoを使う際
redo unless rank == '親友' のように配列の要素にない値を指定すると、これまた無限ループするので注意が必要です。
試してみたら、見事に無限ループしました、、、

プロを目指す人のためのRuby入門

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