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FLASHerAdvent Calendar 2016

Day 15

ワンテンの自社サイトのロボゲー作ってたFlasherのその後

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#Flashからその後、
どうも!ツチノコFlasherの河合です。1-10designにflasherとして入社し、以降いろんなコンテンツを作らせてもらってます。Flashには本当にお世話になりました。あの人は今、ということで、この場をお借りしてFlashについての思い出語らせていだたきます。

selflashさんが暑く紹介してくれたこちらですが、最近入社した子に、”学生のころあの格ゲーのサイトやりました!”とか言われまして、おじさんFlasherとしてはなかなか感慨深いものがある時代になってしまいました。こないだその子からUnityのシェーダーの書き方を教えてもらいました。シェーダ楽しいけど難しい、、

#UnityとかUE4でお仕事するようになってきた
弊社での広告系Flashの仕事がだんだんなくなってきたのは2011年ぐらいからな気がします。世間はもっと早くからだったのではないでしょうか。ということで最近ではUE4でロボット動かしたり、UE4で鬼ごっこVRだったり、Unityで仮想現実にダイブ!するVRや、シンガポールの施設のアトラクションなどなど、どれもほんとうに素敵なお仕事の実装に関わらせてもらっています。

#ゲームエンジンについて
1-10-v3-image2.jpg
Flashでこれをつくるのに何ヶ月もかかっていたんです。当時は。

それが最近だとUE4のパワーで、こんな風にかっこよくなってしまいました。
ss_unreal_demo_cap4.jpg

いまの時代、こんな格ゲーが(わりとさくっと)作れてしまう時代になりました。ゲームエンジンってすごい。

#軽トラを乗りこなせ!
さてFlash、Unity、UE4で制作してみて、思ったことを書きます。

  • Unity
    ポルシェ。使いやすい。簡単にきれいな絵がだせる。速くて、でもそれなりにお手軽なスポーツカーみたいなイメージ。
  • UE4
    F1カー。絵がとにかく綺麗!つかいこなすには多少難があるけど、乗りこなせばいちばん速くなる。
  • Flash
    軽トラ。速度はそんなに出ない。乗り手によってはとんでもなく華麗な動きができる。

Flashでつくるのは軽トラック乗ってるようなもんかなと。小回りきくので楽しいけど、描画速度が出ないっていうところもあったりして、それを自分の知恵と工夫で乗りこなして頑張るかんじが面白かったと思います。
この軽トラですが、すごいのは今見てもやっぱりすごい
ウェブサイトでこんなことできるんだ!すげー!ってなりました。今見てもすげー。もはやFlashうんぬんではなくすごい。

ちなみにわたしの場合UE4やUnityを触っててもFlashみたいなわくわくがありません。
UE4やUnityって綺麗な絵が出せて当たり前なんですよね。ゲームエンジンなんだから。だから表現がリッチになってきてもなかなか感動が追いついてこない(作り手として)。
でもFlashはなぜか得体のしれない感動があった、当時はFlashでうごいてるという事実に(作り手として)わくわくしてました。

#今後
Flashが出てくる前の時代、Macromedia Directorというのがありまして、マルチメディアとかCD-ROMとかが流行ってて、マルチメディアコンテンツが栄華を極めていた時代がありました。FlashはDirectorと世代交代をするようにして世の中に出てきたと覚えてるんですが、そうしてつなげて振り返ってみると10年くらいで技術の世代交代が起こっているかんじに見えてきます。
Director(CD-ROM) > Flash(Web) > Unity、UE4?(WebGL,JS,などなど)=(スマホ、VR、プロジェクションなどなど) > ???
開発する側の人間としてはツールに振り回され続けるのはしんどいですが、いったい10年後はどんな開発環境になってるのか、未来はAIでコンテンツが自動生成される時代なのか、今から楽しみでもあります!

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