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計画がうまくいってなくて、行動することに日和ってるやつ奴いる?

Last updated at Posted at 2021-12-04

はじめに


みなさま、こんにちは。
私の前回の記事で市場価値が高いQA社員の要素をNizi Projectにならい、4つのスキルに分けてご紹介しました。
良い品質のサービスをお客様に提供するためには個人の成長は不可欠です。
今回は私が考える個人が成長できるもっとも重要な要素をお伝えしようと思います。

PDCAサイクル


PDCA.PNG

ビジネスや個人の成長にも有用なビジネスフレームワークの一つにPDCAサイクルがあります。

  • 目標や行動基準が明確化される
  • 作業効率の改善が図れる
  • 具体的な行動ができる

のようなことが得られるメリットだと思います。

実際の目標設定(MBO)にあてはめてみる


マイルストーン.PNG

期初で計画して、実行に入り、期末に振り返りと改善を行うようにしているけど、理想です。
現実は、みなさん日々の作業おおいですよね?多いが故に目の前の作業に追われてあっという間。期初は謎の空白期間あって、PDCAのPに比重が重くDが道半ばでCなんてえいやでやって評価を迎えてAなんてスキップされて次の期が始まっていることが現実です。

計画を立てる、とは、最初からゴールを決めて、そこに対する綿密な筋道を立てることです。「計画」は、ポジティブな雰囲気を持つ言葉ではありますが、質量感もあります。
もし、計画を策定した後で、仮に前提条件や状況が変わった場合、どうすれば良いだろう?その時点で、計画は最初に逆戻りになり、なかなか行動に移れません。

(私が考える)PDCAの問題点


問題点1は計画をたてるまでの動き出しが遅くなる
実際の現場は売上や施策状況、本番不具合の対応など多忙です。考える時間がなかなか取れず、計画に着手することが遅れて、サイクルを回すこと自体に時間と労力を費やしてしまいがちです。目標達成までの計画遂行や作業の改善といった本来の目的を達成できない状態に陥ります。

問題点2は計画が難しい
計画がすべての始まりだから丁寧、綿密になります。
完璧な計画を立てた結果、行動するハードルがすごく上がって結局先延ばしになることが多いです。
また、モバイルゲーム業界は変化が多いため計画のリバイスがよく発生します。

言いたいことは


とりあえず行動に移しましょう。

実際に取り組んでいる各問題の対応として、OODAサイクルを適用しています。
「計画」部分を「観察」、「状況判断」に変え、その時の状況にあった最適な打ち手をまずはやっています。そのために

  • 開発メンバーと定期的な連携を行っています。プロダクトの状況把握がしやすく、実行に移しやすいです。
  • 本番不具合件数、QA工数はいつでも最新を確認できるように自動取得しております、またグラフを用いて直感的に変化や傾向の情報を察知できるようにしております。判断が早くなります。

計画があるから先に進めない、実行ができないから、振り返りもできないし、改善もできません。
これからは実行をとりあえずやってみましょう。やらない人はずっとやらないし、調査や計画はするけどそれで力尽きて何もやりません。やらないと何もはじまりません。
まずは行動をして実績、成果を積み重ねて、成長していきましょう!

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