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【AWS MGN】テストインスタンスの"インスタンスの接続性チェックに失敗しました"の解決策

Last updated at Posted at 2023-06-20

案件で得た小ネタです。どなたかの役に立てば幸いです。
※カットオーバーインスタンス→テストインスタンスの間違いでした。失礼しました。

発生した事象

移行元のサーバ(RHEL7.3)からAWSに最初のデータレプリケーションが完了し、テストインスタンスを起動後にインスタンスのステータスチェックに失敗。下記画像のように赤字でインスタンスの接続性チェックに失敗しましたと表示されている。

image.png
インスタンスのログを確認するも、所々failedなっているが根本原因を特定できなかった。また、構築したインスタンスにssh接続を試みるも接続はできない状態だった。

原因

今回移行元のOSはRHEL7.3を使用していたが、Nitro System上に構築されたインスタンス(今回はm5.xlarge)を使うにはRHEL7.4以降でなければ対応していなかったため、ステータスチェックで失敗していた。
以下、AWS公式ページからの引用。

  • Nitro System 上に構築されたインスタンスには、次の要件があります。
    • NVMe ドライバーがインストールされている必要があります。
    • Elastic Network Adapter (ENA) ドライバーがインストールされている必要があります。
      以下の Linux AMI はこれらの要件を満たしています。
    • Amazon Linux 2
    • Amazon Linux AMI 2018.03
    • linux-aws カーネルを搭載した Ubuntu 14.04 以降
    • Red Hat Enterprise Linux 7.4 以降
    • SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2 以降
    • CentOS 7.4.1708 以降
    • FreeBSD 11.1 以降
    • Debian GNU/Linux 9 以降

ちなみに、Nitro System上に構築されるインスタンスかどうかは、以下のURLから確認可能。

解決策

Nitro Systemを利用しないインスタンスタイプを起動インスタンスに指定し、リトライで解決。
具体的にはテストインスタンスのインスタンスタイプをm4.xlargeに変更することでインスタンスのステータスチェックに成功した。

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