はじめに
この度、Java Silver SE11 を受験し、無事合格しました!
合格するまでの道のりを、備忘録として残したいと思います。
どの教材を何%正解して受験に挑んだのか、具体的な記録も残してあるので、よければのぞいていってください。
目次
Java Silverってなに?
そもそも Java Silver ってなに?という方に少しだけ説明を。
Java Silverとは、Oracle認定のJava技術レベルを問う資格試験です。
Silver の他には Bronze、Gold がありますが、各レベルの詳細は気になったらOracle.comを見てみてください。
全80問
の選択式の問題を180分
で解き、63%が合格
ラインとされています。
SE8 など他のバージョンもありましたが、私は最新だからという理由で SE11 を受験することにしました。
勉強スタート時の私のレベル
勤めている会社の研修で、文法の基礎知識はなんとな~く頭に入っていました。
ですが、研修から半年経っていたこともあり、例えば switch文の記法はわかるけど、判定の部分にnullを入れたらどうなるかなど細かな仕様は理解していない、という程度でした。
ラムダ式については、以前ググって調べたことはあるけどよくわからず、どういうものかはほとんど理解していませんでした。
受験前の準備
何より衝撃的だった受験料
基本情報技術者や応用情報技術者試験の受験料は5000~8000円くらいだったので、まあその倍くらいかな~なんて思っていたのですが、まさかの税込 32,340 円
!!
これだけで受験をやめてる人結構いそうだなぁ……
楽天で電子チケットを購入したら 2000円くらい安くなったのでおすすめです。
私は「IT試験ドットコム楽天支店」で買いました。
ここで購入する電子チケットは購入後のキャンセルはできないようなので、利用する際はご自分が受験する試験が対象かどうかよく見て購入しましょう~
申し込みがとてつもなく面倒
調べたことのある方はわかると思いますが、申し込みがとてつもなく面倒でした
参考サイトを載せておきます。
Java Silver受験手続きの仕方と学習方法
準備期間、何をどのくらいしてたの
勉強期間
勉強期間としては、3ヶ月
かけました。
1ヶ月で合格できる!と書いてあるサイトもいくつか見たのですが、私は3ヶ月勉強することにしました。
もちろん人によっては2週間でとれる人もいるでしょうし、Javaはおろかプログラミングに触ったことすらないという場合は半年かけないと難しい人もいると思います。
受験料も決して安くないし、絶対に1発合格したい!と思っていたので、自分の理解度を鑑みて3ヶ月かけてしっかり準備をすることにしました。
お世話になったテキスト
以下の2冊を購入し、勉強を進めました。
紫本
オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11(試験番号1Z0-815)
通称「紫本」と呼ばれるテキストです。
章ごとの説明と練習問題、最後に模試が2回分あります。
黒本
徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応
通称「黒本」と呼ばれる、練習問題と模試2回分で構成された丁寧な解説つきの問題集です。
具体的にどのくらい仕上げていったのか
6/10に勉強を開始、9/11に受験しました。
その間に私は、だいたい紫本を2周、黒本を3周して本番に挑みました。
取り組んだ順番としては、
紫1周(模試2のみ残す)
↓
黒1周
↓
紫を何章か
↓↑ 黒が1周終わるまで繰り返す
黒を何章か
↓
模試の部分を何周か
↓
紫の模試2で腕試し
↓
残りをやる
のような感じでした。
以下にそれぞれの正解率を書いておきます。
(正解率は小数点第1位を四捨五入していて、赤字は63%超えたもの)
紫本の正解率
1周目 | 2周目 | 3周目 | |
---|---|---|---|
第1章 | 100% | 100% | - |
第2章 | 54% | 54% | - |
第3章 | 56% | 67% | - |
第4章 | 33% | 73% | - |
第5章 | 72% | 89% | - |
第6章 | 28% | 52% | - |
第7章 | 56% | 75% | - |
第8章 | 100% | 100% | - |
模試1 | 49% | 91% | 81% |
模試2 | 80% | - | - |
黒本の正解率
1周目 | 2周目 | 3周目 | |
---|---|---|---|
第1章 | 50% | 75% | 88% |
第2章 | 55% | 73% | 95% |
第3章 | 43% | 76% | 71% |
第4章 | 59% | 70% | 71% |
第5章 | 20% | 70% | 70% |
第6章 | 73% | 80% | 87% |
第7章 | 52% | 76% | 67% |
第8章 | 25% | 88% | 88% |
第9章 | 26% | 63% | 84% |
第10章 | 47% | 71% | 65% |
第11章 | 57% | 71% | 68% |
第12章(模試) | 71% | 88% | 95% |
第13章(模試) | 63% | 96% | 95% |
80問解いて63%が合格ラインなので、単純計算で 80×0.63=50.4。
つまり51問正解で合格くらいのイメージで挑んでいたので、解説を読んでもどうしてもわからない問題が数問あってもそこまで気にしないようにしました。
受験当日に気を付けること
-
3時間をうまく使う
私はだいたい2時間で解き、45分くらいかけて見直しをしました。
十分すぎるほど見直しをしたので、「凡ミスは絶対していない」と自信を持って終了ボタンを押すことができました。 -
ペンが乾く問題
試験会場でペンがめっちゃくちゃ乾きやすくて、私は2回取り換えてもらいました
気が散りましたが、時間には余裕を持って解けるようにしていたので焦らず解くことができました。
参考サイト
Java Silverとは? 試験の概要から必要となる知識まで現役エンジニアが解説!
Java Silver取得には過去問での試験対策が大切!問題集や学習方法をご紹介
さいごに
受験までに何度も模試を解いて、知っている問題なら確実に80~90%、初見でも凡ミスさえしなければ70%はとれそうだ!と思えたことで、安心して当日受験することができました。
時間も絶対に間に合うということはわかっていたので、焦ることなく問題に集中することができました。
あくまでも一個人の記録の共有でしたが、これから受験する方の力に少しでもなれば幸いです!