こんなときに役に立ちましたという例
旧 BIOS (非 UEFI ) 起動で Windows をクリーンインストールする際、ターゲットのディスクが GPT フォーマットだった場合
「Windows のインストール場所を選んでください」のダイアログ下部に以下の警告が表示され、インストールを進めることができません。
ドライブ n パーティション m に Windows をインストールすることはできません(詳しい情報の表示)(W)
詳しい詳細⇒「Windows を選択された場所にインストールできません。エラー 0x80300001」
DiskPart を利用した対処手順
# | 手順・コマンド | 説明・補足 |
---|---|---|
1 | [Shift] + [F10] | コマンドプロンプトを起動する |
2 | diskpart | DiskPart を起動する |
3 | list disk | ディスクの情報を表示する |
4 | ターゲットのディスクの ディスク番号 をメモ | #5 で必要 |
5 | select disk n | ディスクを選択する ※ n はメモした ディスク番号 に置き換える |
6 | clean | 選択したディスクをクリーンな状態にする |
7 | convert mbr | 選択したディスクを MBR フォーマットに変換する |
8 | exit | DiskPart を抜ける |
9 | exit | コマンドプロンプトを抜ける |
10 | コンピュータを再起動する | 念のため |
実行例
X:\Sources>diskpart
Microsoft DiskPart バージョン 6.1.7601
Copyright (C) 1999-2008 Microsoft Corporation.
コンピューター: xxxxxxxx
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 75 GB 0 B
DISKPART> select disk 0
ディスク 0 が選択されました。
DISKPART> clean
DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。
DISKPART> convert mbr
DiskPart は選択されたディスクを MBR フォーマットに正常に変換しました。
DISKPART> exit
DiskPart を終了しています...
X:\Sources>exit
これで MBR フォーマットのディスクとして認識され、インストールできるようになります。