はじめに
これは5月20日(土)第99回WEB TOUCH MEETINGの資料です。
WEB TOUCH MEETING
以下引用になります。
WEB TOUCH MEETINGとは
主に広島県、中国地方の方を対象に
Web周りの技術や知識に関して
少しずつでも共有し合いましょうと
自主的に月に一度勉強会をしています。
次回100回目でラストになるそうです。お疲れ様です!
第100回「WEB TOUCH MEETING」最終回
自分の滑舌が悪すぎて理解が程遠いものになるのでこちらでも共有します。
あと来れないけど見たい人のためとかです。
Adobeのソフトの少し変わったようなを使い方の説明になります。
状況によっては他のソフトやOpenCVやImageMagickなどを使用した方が良い場合もあります。自分も状況によってはIllustratorやPhotoshopを使用しないで処理を行うこともあります。
今回はAdobe関連の紹介なのでご容赦ください。
あくまで参考程度に留めていただければと思います。
主にIllustratorとPhotoshopを基本に紹介いたします。
ちなみに私はPhotoshopの方が詳しいです。
アクションとドロップレット
操作を記録して自動化します。
アクション → 記録した作業自動化できる機能
ドロップレット → 作成したアクションをまとめて行う(Photoshopのみ)
どんな機能?
アクション
[ウインドウ→アクション]
- 繰り返しの作業を自動化したい
- ショートカットを設定できる
- Excelで言う所のマクロのような感じです
- 使いこなすと作業がめっちゃ早くなります
- 【保存版】絶対残業したくない!Photoshopのアクションで仕事効率化する方法まとめ 自分の記事ですが参考にしてもらえれば。
ドロップレット (Photoshopのみ)
[ファイル→自動処理→ドロップレット]
- 単純作業だが数百回と行われる作業を一括で行う
- 画像のリサイズや一括でモノクロに変更するなど
- アクションを作成して、そのアクションからドロップレットを作成してアプリ化する
- 作成してファイルをドラッグ&ドロップして使用する
##スクリプトとプラグイン
###スクリプトはどんなことで使用するか?
- ガイドを作成の拡張など簡易的な機能の追加
- ちょっとした細かい機能を追加するイメージ
- jsで書けるので自分で簡易機能を追加できる。
- 配布しているサイトも多い。
- アクションはPhotoshopの範囲内で行える作業を自動化する事が可能だが、スクリプトはその範囲内で行えない事ができる
- [ファイル→スクリプト]を選択して、指定のスクリプトを読み込む
- Illustratorを使うとき、私が手放せない10個のスクリプト(2017更新版)+ 入手できるスクリプト一覧こちらを参考にするとどんな事ができるかイメージしやすいと思います。
###プラグインはどんなことで使用するか?
- 存在しない機能を追加できる。(バーコードやQRコードの作成)
- 存在しない機能を追加するイメージ
- 有料で高機能なものも存在する
- 特定の機能の追加に特化している。ものによっては作業を超効率化できる。
- 追加方法はプラグインによって変わります
- サードパーティ製プラグイン | Illustrator CCこちらを参考にするとどんな機能が追加できるかイメージしやすいと思います。
- Specctr | Home カンプからコーディングする際にこちらの追加機能が便利でした。昔はダウンロード版があったのですが見つからないです。誰か知っていません?個人的に知りたい。
###補足
- Adobe Add-onsから追加もできる。スクリプトとプラグインの中間みたいなイメージです。
- Adobe ExtendScript Toolkit というスクリプトを書けるエディタがある。Creative Cloudでインストールできます。
- Illustratorではスクリプトにショートカットが追加できないが、SPAというiソフトをインストールしてから追加する事が可能です。(他にもそういったソフトはあるみたいです)Photoshopではアクションを経由してショートカットを作成すると管理しやすかったです。
##変数
###どんなことで使用するか?
- 制作データの特定の箇所をCSVを使用してまとめて変更する
- CSVを使用して複数のデータを変更して書き出す
- 1度しか行わないような作業では、設定する方が時間がかかる。なので定期的に行うような作業や、まとめて色々なデータを作成したい場合に使用するといいと思います。
- 作業内容によってはむちゃくちゃ便利です
- 変数機能の活用術「基本編」こちらの記事が非常にわかり安いです。
##その他
ワークスペース
ツールバーなど特定の配置を保存しておき、その配置をまた再現する
ノートでデュアルモニターしていて、サッと配置を変更したい場合や、作業内容でワークスペースを変更します。
たたみ込み演算による画像処理(Photoshop)
がPhotoshopで使える!(普通の仕事では使い道はあまりないですが、面白いです)
極座標(Photoshop)
360度の画像を書き出す時にカメラの三脚が写ってしまいます。その時にロゴを加工して360度用に変換しますが、その時にこの機能が便利です。VR系の画像の仕事が増えたので紹介。
動画から画像を書き出す(Photoshop)
動画から画像を書き出す事ができます。動画編集のソフトからもできますが、自分はインストールしていないのでたまに使用します。
##Adobe Brige
###これは何か?
- Adobeの作っているファイルブラウザ。
- Adobeのデータとの連携が得意。
- .aiや.psdでも閲覧できる。
- プレビューの大きさを変更できる。
- キャッシュを作成して次にファイルを見る際にすぐ見れる。
- Photoshopのアクションをバッチ処理することもできる。
- 複数のファイルをまとめてリネームが可能(正規表現も使える)。
- ワークスペースの機能もあります。これを使うと便利です。Macならサービスを使ってこれにショートカットを割り当てると便利でした。
- 操作に慣れないと不便です。(なんでもそうですが・・・)
##使っていないと言われたAdobe Creative Cloudの機能
友人とか会社の人とAdobeの話をするとAdobe Creative Cloudの機能をあまり使っていない印象があったので紹介します。よく利用する人にとってはあまり新鮮ではないかも。
- 100GBまでのストレージが与えられる。(サブスクリプション版)
- Adobe Creativeのユーザー間でファイルの共有が可能。
- 簡易的なファイルのバージョン管理ができる。
- Adobe Stockから画像の購入が可能。
- Typekitからフォントを追加する事ができる。一部webフォントも使用できる。
- CS6までの古いバージョンをインストールする事が可能。
- 2台までインストールできる。ただし同時に起動はできない。知らなかったので、最初は衝撃でした。公式でも言っているの大丈夫なはず!2 台目のコンピューターにインストールする方法(Creative Cloud)
Adobe ラーニング
###これは何か?
- 動画で学習が可能
- 英語音声ですが日本語の字幕も表示が可能です
- 特定の機能を勉強したい時に便利でした
- Adobe ラーニングというサイトだと思うんですが、Adobe TVという名前ですね。どちらが正しいのか。
- Adobe TV
##Adobe Research
###これは何か?
- 実験的なプロジェクトを見る事ができたり。色々な事を紹介してます。Adobe Research
- GitHubにソースコードが上がっているものもあるので、手元で試せるものもあります。
- 特に何かができる訳ではないですが、みていてたのしい!
以上です。
もっと紹介はしたいのですが、時間の関係上このくらいにしたいと思います。
皆さんも何かあれば共有していただければ!