去年に引き続き、年賀状本を頂いたので各ソフトを検証・レビューしてみます。
年賀状本とは？
数千円する年賀状ソフトが付属して400~2000円程度で販売されている本が年賀状本になります。
ただし、付属している年賀状ソフトは昨年のバージョンや、機能制限版が多いようです。
ダウンロード
今回特に注目したのはダウンロード機能です。
4誌中3誌がダウンロード対応でした。
近年はDVDドライブを搭載していないパソコンが多く、この為だけにDVDドライブを用意するのは億劫です。
この為、ダウンロードして使用できるのはメリットの一つでしょう。
比較対象
- 筆まめVer.32
- 筆ぐるめ29
- 筆王2023
- 筆楽名人2023
筆楽名人のみMac対応
ユーザー登録必須なソフト・・・
それでは各ソフトを検証してみましょう。
その前に・・・
ソースネクストさんこれ止めませんか？
不要なソフトのインストール、ユーザー登録の要求
回避できますが毎回これが出ます。
結果としてユーザー登録しないといけないことになります。
筆まめや筆楽名人は登録が不要でした。
有償ソフトならいざ知らず、付録のソフトなのに登録必須と言うのはいかがなものでしょうか？
宛名面
筆まめ
宛名の住所など初期設定で綺麗に配置されています。
また細かく調整も出来るようで便利です。
筆ぐるめ
筆まめに比べると宛名の住所の配置はきれいではありません。
位置調整をした方が良いでしょう。
筆王
筆王は筆まめに比べると自由度が少ないなど宛名面の機能は低いと言えます。
筆楽名人
筆楽名人も綺麗に配置されません。
住所1~3の作りが違います。
筆まめと同じく肩書の位置調整も可能です。
裏面
筆まめ
筆まめは画像ドラッグ&ドロップするだけで使用可能です。
ただし、位置の修正が必要です。
もちろんエクスプローラーで選択する事も可能です。
お絵かきペンで可愛い装飾が可能です。
筆ぐるめ
画像をドラッグ&ドロップしても適切なサイズで表示されません。
用紙に合わせてサイズ変更する必要があります。
ファイル名が表示されず不便です。
こちらもお絵かきデコで可愛い装飾が可能です。
筆王
画像をドラッグ&ドロップしても適切なサイズで表示されません。
エクスプローラーで選択した場合
筆王もファイル名が表示されず不便です。
また、この画面で筆まめや筆ぐるめのような簡単な装飾は出来ません。
筆楽名人
画像をドラッグ&ドロップしても使用できません。
素材の読み込みから読み込みまします。
ここは改善してほしいですね。
また、トリミング等はありますが、装飾等はありません。
定型文
筆まめ・筆ぐるめ、筆王は定型文がついています。
定型文がついているのは便利です。
筆まめ
筆ぐるめ
筆王
QRコード
各ソフトQRコードが標準で対応しています。
ただし、標準的でないのか深い階層にあり、筆楽名人のようにトップから挿入できるのは異質です。
筆まめ
筆ぐるめ
筆王
筆楽名人
唯一トップにQRコードのボタンが存在します。
総評
筆まめ
今回使った印象として機能・使い勝手全てにおいて一番でした。
宛名面の自由度、裏面のフォトレタッチ機能など使い勝手が極めて良く、Winodowsユーザーなら筆まめがお勧めです。
筆ぐるめ
筆まめに比べると1段落ちますが、それでも十分に使い勝手がいいソフトだと言えます。
筆王
残念ながら筆まめと比べると使い勝手、機能もかなり落ちてしまいます。
また、音声アシスト機能がうるさく感じたのもあり筆王を特別選定する必要はないと言えます。
筆楽名人
機能において上位3製品と比較するのは酷でしょう。
機能は最低限ですがMac対応している年賀状ソフトとしては価格的な面から
Macユーザーがデザイン面は最低限で良いから、宛名印刷だけしたい
というユーザーには良いのではないでしょうか？
書籍一覧
- はやわざ筆王年賀状2023 (インプレス)
- あっという間に完成！筆ぐるめ年賀状 2023年版（技術評論社）
- あっという間に完成! 筆まめ年賀状 2023年版 （技術評論社）
- かんたん年賀状素材集 2023年版 （技術評論社）