Mipi CSIは規格であり、ピン数に制約がないことがわかったので記事にします。
発端はRDK-X3のイベントにて Raspberry Piで採用されている15ピン でも 22ピン でもない 24ピン が使われている理由について質問したことがきっかけです。
MIPI CSI
RDK-X3 ではカメラ入力の MIPI CSI に 24Pin が使用されています。
Raspberry Pi は 15ピン、22ピン が採用されています。
先日のイベントで確認したところ 24ピンの製品が多い為に、24ピンにした とのことでした。
しかし、調べたところ22ピンと24ピンが混在しており、特に24ピンが多いというわけではなさそうでした。
さらに、24ピンと22ピンの規格に違いがあり、24ピンの方が性能が上という事も無いようです。
MIPI CSIの規格
MIPI CSIのピン構成は以下のようです。
22ピンと24ピンはピンアサイン以外に大きな違いが無いことがわかります。
Aliexpress
Aliexpressで探すと24ピンのものを見つけることができます。
しかし、RDK-X3に対応しているカメラモジュールはRaspberry Pi用の22ピンや15ピンが多く24ピンは見つかりませんでした。
このため、変換コネクタを使用する必要があります。
22Pinの例
- JETSON ORIN NANO
- Raspberry Pi5
- RDK-X5
- Kakip
24ピンの例
- AIO-3288J
- RDK-X3
- Coral Dev Board
15ピンの例
- Raspberry Pi4まで
- RDK ULTRA
- Jetson Nano
など多数・・・
15ピン用変換アダプタ
24ピンのコネクタに15ピンのカメラを使用できるようにする変換するアダプタが大量に販売されています。
スイッチサイエンスでも販売しています。
変換アダプターはフレキ基板で曲げを推奨することは無いと思いますが、一定レベルまでは曲げることができます。
ただし、22ピン用カメラを24ピンにする変換アダプターは販売されていません。
この辺は規格統一されていれば良いのにと思わずにいられません。
RDK-X5は22ピン
MIPI CSIの調査をしていたところRDK-X5のCSIは22ピンであるようです。
このため、高須正和が言っていることは嘘であったことがわかりました。
せっかくメーカーの人間が来ているのに通訳をせず、勝手に独断で嘘の返答をしてメーカーの人間から解答をもらう事が出来ませんでした。
なぜ、高須氏は嘘を吹聴するのでしょうか?
通訳だけやればいいのに、非常に残念です。
なお、RDK-ULTRAは15ピンです。
https://d-robotics.github.io/rdk_doc/en/Quick_start/hardware_introduction/rdk_x5/
このため、なぜ、RDK-X3が24ピンなのか最後までわからず、本当に困ってしまいました・・・
高須氏が余計な事を言わないで通訳をしてくれればよかっただけに非常に残念です。