先日のIoT@Loft ハンズオン #2 - Amazon FreeRTOSを用いた量産向けIoTマイコンデバイス開発プロトタイピングで
STM32L4 Discovery kit IoT nodeをAWS FreeRTOSを使用する際にWiFiのファームウェアが古い為にエラーが出ました。
今回は、この解決手法であるInventek ISM 43362 Wi-Fi module firmware updateを書きます。

エラー画面は以下のようなものです。

5 6036 [Tmr Svc] WiFi firmware version is: C3.5.2.3.BETA9
6 6042 [Tmr Svc] [WARN] WiFi firmware needs to be updated.

STマイクロのHPからen.inventek_fw_updater.zipをダウンロードし解凍します。
https://www.stmcu.jp/design/hwdevelop/other/61563/

InventekのHPから
STM32L4 Discovery kit IoT node (B-L475E-IOT01A) ISM43362-M3G-L44-SPI-???????TM SPI Firmware (unzip for bin file)をダウンロードします。
https://www.inventeksys.com/iwin/firmware/

全てを同じフォルダに入れた状態でupdate_Wifi_FW_C3.5.2.5.STM.batを起動します。

何回か、このまま進めていいですか?
と聞かれるのでEnterを押していきます。

最後は自動で終了します。

終了後、ファームを再度書き込みます。
今度は、しっかり、version is: C3.5.2.5.STMになっていますね。

4 8223 [Tmr Svc] WiFi firmware version is: C3.5.2.5.STM
5 8228 [Tmr Svc] WiFi firmware is up-to-date.

これで無事通信できるようになりました。

ハンズオンでこの問題が発生し、アップデートのページを見てもbatがどこにあるかわからないなど、大変苦労しました。
こういった問題が起きないように、Tipsをあげておきます。