SPI液晶 ILI9341をTouchGFXで使おう6~新規プロジェクトからExampleを使おう~ の続きです。
TouchGFX を SPI液晶 で使えるようにした専用基板を製作しました。
専用基板の必要性
TouchGFX は STマイクロ の特定の開発ボードでしか使用できず、安価なSPI液晶では使用できませんでした。
特に X-NUCLEO-GFX01M2 という 2.2インチ の 液晶ディスプレイ が存在しますが 65ドル と高額で SPI液晶 のように安価ではありませんでした。
今までジャンパワイヤーで接続していましたが、専用基板を製作したことで容易に使用できるようになりました。
対応液晶
対応するSPI液晶は3.5インチに限らず、秋月電子 で販売されている 2.8インチSPI液晶 などにも対応しました。
対応ボード
今回、対応したメインボードは STM32Nucleo に限らず WeActStudio STM32F4x1 MiniF4 にも対応しています。
https://github.com/WeActStudio/WeActStudio.MiniSTM32F4x1
外付けFlash
TouchGFX は画像を扱うためどうしても容量が大きくなります。
このため、外付けの SPI Flash が使用できるように外付けのSPI Flashにも対応させました。
拡張機能
せっかくなので、スイッチ と LED も追加しました。