Arduinoにルネサスマイコン搭載のArduino Uno R4 Minimaが発売されました。
Arduino Uno R4 MinimaはRenesas RA4M1が搭載されています。
早速、互換ボードが出ていたので購入してみました。
互換ボードの例
Aliexpressにおける互換ボードの例です。
8ドル~15ドル程度で販売されているようです。
日本円にして1300~2000円程度。
正規品に近いモデル
Servo等で使える拡張端子がついているモデル
正規品と互換ボードを比較する
当然ともいえますが、大きな違いはありません。
左:正規品 右:互換ボード
価格の違い
正規品:¥3,190
互換ボード:1500円程度(ただし、送料別の為2000円以下)
正規品と、互換ボードの価格差は約1000円程度。
仕様の違い
入力電圧に違いがあります。
正規品は24Vまで入力可能ですが、今回の互換ボードは6~16Vです。
いくつかの製品を比較したところ、微妙に最大電圧が異なり12vや18vのものがありました。
DCDCの作りが正規品と互換ボードの大きな差といえます。
また、今回の互換ボードは、クリスタルが付いています。
本来、クリスタルレスで動作するだけになぜついているか、気になります。
アクリルボードの有無
正規品には、アクリルのベースボードが付属しています。
互換ボードは、ボード単品であり、今回は、袋に無造作に入っていました。
スルーホール
互換ボードにはピンヘッダーの内側にスルーホールがあります。
互換ボードの唯一ともいえるメリットの一つといえます。
正直買いか?
正規品との価格差が1000円程度の為、あえて購入する必要はないといえます。
いずれ安くなるとともに、国内においても販売されると思われます。
ArduinoUnoR3の互換ボードが500円程度で購入できることからも
R4の互換ボードが1000円以下になれば、選択肢となるのではないでしょうか?