##2000円のLidarって大丈夫?
Aliexpressで2千円のLidarが売っている事を知りましたが、怪しすぎて買うのを躊躇っていました。
そんなところ、買った方のコメントや、Qiita記事を見て自分も購入してみました。
###・camsense-X1
https://github.com/Vidicon/camsense-X1
###・激安LiDAR(Camsense X1)を使ってみる
https://qiita.com/junp007/items/819aced4d48efd97c79f
##届いたのは?
2個購入した所
左はNG品、右は正常品でした。
NGと書いてあったり、本体にCamsense X1のロゴが無いのはNG品です。
NG品は、修正が入っていますね。
##動作させる
今回は、USB-Serialアダプタを使って接続します。
電源は5V、USB-Serialの接続先はRXです。
(TX⇒RX)
こういう時に使用するのは
スルホール用テストワイヤ TT-200 (10本入)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-09831/
##TeraTermの受信内容
接続します。
ボーレート:115200
TeraTermの表示内容はこんな感じです。
これを見て壊れていると思ってしまいますよね・・・
##使えるようにしてみよう
「激安LiDAR(Camsense X1)を使ってみる」に
https://qiita.com/junp007/items/819aced4d48efd97c79f
「距離と強度データが8ステップずつ入った36バイトのパケットになっていて」と記載されています。
つまり、このままではダメです。
記載されているとおり、Pythonで動かしてみましょう。
##Windowsで動かす・・・camsenseX1.py
必要なのはpython、pyserial、matplotlibです。
これらをインストールします。
私は、Windows標準のコマンドプロンプトを使用しており
まずは、pipをインストールし、Python、pyserial、matplotlibをインストールしていきます。
最後に、こちらのプログラムを起動します。
コマンドプロンプトの最後に、シリアルポートを選択します
C:\Users\user\Desktop\camsenseX1.py COM2
シリアルポートを指定しないと、こんなメッセージが出ます。
##無事起動
ちょっと、怪しい挙動がありますが、動きました。
これで2000円なら満足ですね。
##配線するよ
それでは、キチンと使えるようにしましょう。
というのは、コネクタの品種がわからず、使えないからです。
本来はL型のピンヘッダが必要ですが無いので普通のを曲げました。
買う人は、秋月電子のこちらなど
ピンヘッダ (L型) 1×6 (6P)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05336/
##はんだ付け
##脚をつけるよ
M2.5X20を選択しました。
##今や6ドル未満
今は6ドル未満で売っています。
送料がかかるので実際は1000円です。
この価格は何でしょうか?
非常に困ってしまいますね・・・
##お勧めはしない
ここまで見ると動きそうだと思われますね
ですが、正直お勧めできません
ふつうの人であれば、動かない商品を買うのは嫌でしょう
私ですら嫌です。
なので、動かない可能性が高い本商品は、2個のうち1個動けばいいやと思えるかが重要です。
2000円の時に2個買った私は、6ドルならば6個買ってもほぼ一緒ですが・・・
動かない前提で試してみる気があるならば・・・