経緯
マークダウンの説明を Qiita に投稿したく、コードブロック中にバッククオートを3つ表示させたかったのですが、少し手間取ってしまいました。
普段コードブロックを記載する場合はバッククオート3つで慣れているのですが、これではコードブロック中にバッククオート3つ ```
を挿入することができません。
```
``` <- これと、
Hello, world
``` <- これを表示したい
```
インライン中のバッククオートは n+1のバッククオートで囲めばよい と、すぐに検索にもかかるのですが、コードブロック中のバッククオート3つはどのように記載すればよいのでしょうか。
参考: Markdown記法 チートシート - Qiita > Code - コードの挿入
結果
そこでMarkdownの原文『[Daring Fireball: Markdown Syntax Documentation](Daring Fireball: Markdown Syntax Documentation)』のCODE BLOCKSの項目を確認すると、コードブロックは それぞれの行を少なくとも4つのスペースか1つのタブでインデントしてね と記載されています。
To produce a code block in Markdown, simply indent every line of the block by at least 4 spaces or 1 tab. For example, given this input:
そこで、以下のように先頭に4つのスペースを挿入すると、コードブロック中にバッククオート3つを挿入することができました。
```
Hello, world
```
おわりに
先ほど紹介したMarkdownの原文では、CODE BLOCKSの項目に
Markdown wraps a code block in both <pre> and <code> tags.
ともありました。
これは、
```
Hello, world
```
と入力すると、
<pre><code>Hello, world</code></pre>
のようにマークアップされるのが適切な処理です。
マークアップされたHTMLを Qiita / esa.io / DocBase / GitHub で確認してみると、Qiita だけ <code>
で囲まれずに
<pre>Hello, world</pre>
となっていましたが、何か意図があるのでしょうか。
Qiita だけ tab キーがインデントではなく、focus 移動なのも少々使いづらいですね。
こちらからは以上です。