紹介する方法で効果を期待できる状況
- Ubuntu または何かしらで
df
などして観測されるストレージの使用量と、Windows側の「インストールされているアプリ」の"Ubuntu"あるいは何かしらが実際に使用しているストレージ容量が大きく異なる場合- 例: Ubuntu で
df
するとストレージは 45GB 程度しか使用していないらしいが、Windowsのアプリ一覧の Ubuntu では 160GB 使用している場合 ⇨ 最大で 160GB - 45GB = 115GB 程度を減らせるかもしれません
- 例: Ubuntu で
効果を向上できるかもしれない何か
- Ubuntu または何かしらで:
-
du -sh /home | sort -hr
するなどして使用量の大きな folder や file から不要なものがあればrm
などして削除しておく -
apt autoremove
apt autoclean
などして不要なシステムパッケージ等を削除しておく
-
手順
# 1. 対象が Running しているか確認
PS> wsl --list --verbose
NAME STATE VERSION
* Ubuntu Running 2
# 2. 対象が Running していたら止める
PS> wsl --terminate Ubuntu
# 3. diskpart を起動
PS> diskpart
# 4. 対象の .vmdk を選択
# Store から WSL2 へ導入した Ubuntu なら⇩AppData/Local/... に入るので
# Explorer.exe の GUI で辿ってアドレスバーをコピーして貼り付ける、または根性で手打ちするなどする
DISKPART> select vdisk file="C:\Users\{user}\AppData\Local\Packages\CanonicalGroupLimited.UbuntuonWindows_{random}\LocalState\ext4.vhdx"
DiskPart により、仮想ディスク ファイルが選択されました。
# 5. 選択した.vmdkをcompact
DISKPART> compact vdisk
100% 完了しました
DiskPart により、仮想ディスク ファイルは正常に圧縮されました。
# 6. diskpart を終了
DISKPART> exit
削減効果の確認方法
- .vmdk ファイルの使用量を直接確認する
- Windows側の「インストールされているアプリ」の"Ubuntu"の使用量を確認する