LoginSignup
7
7

More than 3 years have passed since last update.

GoogleDriveをPCにマウント(G Suite必須)

Last updated at Posted at 2020-04-15

GoogleDriveを身近に:PCにマウントするDrive File Stream

G Suite契約下で利用できる「GooglDriveマウントツール」の"Drive File Stream"が便利というお話です.
 ← ※もうこれだけで検索してダウンロードしてイントールできる人は読まなくて大丈夫です(^^).
 ← ※さらに,G Suiteに会社や学校が契約していない人は,先を読んでも無駄になります.
 ← ※さらにWindows10環境でしか試していません.Mac OSもいけるようですがこの記事では意識していません.
 (以下,GoogleDrive = G.Drv)

◆はじめに:G SuiteのG.Drvは最強

 GoogleDriveは便利です.一般アカウントでは15GBまで無料です.これでも結構便利です.人にファイルを提供したりデータ共有することで,USBメモリを持ち歩かずに済みます.

それが,G Suite(ビジネス向けGoogle契約)に組織(会社・学校)が契約していると,Drive容量無制限になります.

これすごくないですか?

他のサービスを細かく調べたわけじゃないですが,グロスで契約して一人ひとりの容量が無制限って.
(ちなみに私は2年で使用量390GBになりました)

 ただ,G.Drvのインタフェースは,直接的にデータを扱う感じではないので,隔靴掻痒の感があります.

周りを見渡しても,多くのユーザは「バックアップ」としてしか使っていないように見えます.

でもですよ.

無限容量のディスクがPCにドライブとしてマウントできたらどうでしょうか.

  • NASのように,最強のストレージが手元にあるような扱い方ができる.
  • でもクラウドだから,NASと違って遠く離れた場所に行ってもマウントできる.

こうなれば,ものすごく使いやすくなると思いませんか.

Windowsの標準エクスプローラにG.Drvを見せる技というのもあります.↓

あくまでもアプリとして扱えるマウントツールはないのか.

で,探したらありました.

なんとご本家Google謹製

◆Google謹製の「ドライブファイルストリーム」

◎見つけた紹介記事です.
【ドライブファイルストリーム】GoogleDriveのファイルをストリーミングで閲覧できるソフト | フジモガ

◎ご本尊.Google謹製だし間違いないです.
ドライブ ファイル ストリームを導入する - G Suite 管理者 ヘルプ

このストリーム,縛りがあります.

  • 上のようにG Suiteに契約している必要があります.つまり,個人で勝手に作ったアカウントではだめなのです(実際に確かめました.ダメでした).
  • またこのしくみ,ローカルにほとんどデータを残さないのが特徴です.
  • ローカルのデータを明示的にコピーしない限り,「同期」はしてくれません.この辺はNASを使っている人ならおわかりでしょう.

さて,職場から離れ,VPNもしていない自宅のPCでG SuiteのG.Drvがマウントできるでしょうか.
→ 上の紹介記事の通りにやったら,すんなり,ちゃんとマウントしてくれました.(もちろん組織アカウントログインは経ます)

ほらね.GoogleDrivがG:\に

  • マウントドライブはGoogleにちなんでか,G:\ドライブです.
  • もちろん変更可能です.
  • NASと同様に通常データのように利用できます.いちいち「アップロード」という作業が不要になります.
  • いままでGoogleの「バックアップと同期」を使っていましたが,G Suiteアカウントでは,もうこのアプリは不要です.
  • 他の一般アカウントでは併用することにしています.

◆注意事項とか

  • ファイルサイズに注意:ものすごく使いやすいマウント状態のG.Drvですが.G.Drvはあくまでもクラウドです.
  • 反応速度に注意:大きな画像や映像ファイルをPhotoshop等,大規模アプリで扱う場合,反応が遅くなったり,場合によりアクセスが途切れてアプリがフリーズするリスクがあります.
    • そういう時は素直に,そのファイル(と必要なファイル)だけ一旦,ローカルディスクにコピーして編集し,終わったらG:ドライブに上書きコピーするようにしたほうがいいでしょう.
  • アクセス量に注意:当然ですが,G.Drvとのアクセスがかなり増えますので,通信環境によっては使いすぎに注意が必要ですね.

◎おまけ

この利用方法だと,バックアップを逆に発想できます.つまり,

  • G:\ドライブをメインのストレージとして利用
  • G.Drvデータの「バックアップとして」,PCの外部ディスクやNAS等に,定期的にコピーをとる
    • → 「最新データはG.Drvにある」状況を作れます.
  • もしG.Drvに障害が起きて読めなくなっても,ローカルに最後のバックアップはあるわけです.

以上です.楽しいGoogle生活を.

7
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
7