こんにちは、ハニカムラボの漆館です。
ラジコンに360度カメラを載せ、VR機器にストリーミングしたくなりました(唐突)
いろいろ調べた結果、RICOH THETA Vが安牌かなと思いましたが、せっかくなので自作に挑戦してみます!
memo: 市販カメラの調査
1. RICOH THETA V
- UVC(USB Video Class)対応
- API、ライブラリが公開されている
- ドキュメント、製作例が多い
- 中古で3.5万円~
2. Insta360 Air
- UVC対応
- USBコネクタが搭載されており、Webカメラのような製品?
- 中古で出回っておらず、入手は難しそう
3. Raspberry Pi VR220カメラ
- ラズパイ用のカメラ
- 視野角220° (V:200° H:220°)
- 1台だと全天球にならない
- 約1万円
自作360度カメラの検討
市販の360度カメラは、180度以上の画角を持つカメラを2個搭載し、画像を合成することで360度の画角を撮影することができます。
自作するカメラも同じように、複数台のカメラを組み合わせて360度の撮影を目指します。
カメラの選定
なるべく画角が広く、安価なカメラを探したところAliexpressにて車用のカメラが見つかりました。

スペックは以下の通りです。
- 画角:220°
- 水平、垂直、対角どれかは不明
- 解像度:1920x1080
- イメージセンサ:IMX335
- F値:F1.8
- 映像出力形式:AHD
- 価格:1,390円(2025年8月時点)
スペックの割になかなかお手頃な気がします!
ただ、映像出力形式がAHDと聞き慣れない規格です。
調べたところ、Analog High Definitionの略で、アナログ信号を用いて高解像度の映像を伝送する方式だそうです1。
このままだとラズパイやPCに映像が取り込めないため、AHD→USB変換モジュールも購入しました。
価格は1個2,273円でした(2025年8月時点)
合計金額は
- カメラ1,390円
- 変換モジュール2,273円
- 1セットあたり3,663円
で、2セットで7,326円となりました!
これでうまく行けば良いのですがはたして…
カメラの動作確認
カメラと変換モジュールが届いたので早速動作確認します!
配線
下記のように配線します。
カメラの動作電圧が12Vなので、今回は安定化電源を使用しました。
PCと接続
カメラに電源を供給する前に、いったん変換モジュールが認識されるかテストします。
変換モジュールをPCに接続すると、AFN_CAPというデバイス名でカメラとして認識しました。

大丈夫そうなので、カメラの電源をオンにしてカメラアプリを立ち上げてみると…

一発で映像が出ました!よかった!!
色味はともかく、画角は期待通り広いです!
動画を撮影してみたところ、1920×1080の30.02fpsとして記録されていました。
ただ、解像感はあまりない感じですね。
あと、動画の右端に黒い線が見えているのが気になります。
課題と今後
カメラが無事動作したので、課題として
- 水平/垂直画角の調査
- 2台同時動作
- 映像端の黒い線の原因究明
- 色味の調整
- 映像処理ソフトの開発
などが考えられます。
引き続き360度カメラの自作を目指して頑張ります!


