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インストールしたRパッケージのあれこれ

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について調べている。同様のことは以前、@R_Linuxさんが書かれている(R - パッケージの出所を確認 - Qiita)のだが、そこで触れられていないことをメモ代わりに。

パッケージのインストール先

パッケージのインストール先(ディレクトリ)を知りたいときにはfind.package, path.packageの2つの関数を使うと良い。

find.package("dplyr")
path.package("ggplot2")

この2つの関数の違いは、すでにパッケージが読み込まれているかどうかで挙動が変わってくる。目的のパッケージを読み込んだ後であればpath.packageで良いが、読み込む前ならばfind.packageを使用しないとパッケージは見つからない。

パッケージのバージョンを知る

パッケージの情報を得るには、@R_Linuxさんの記事にあるpackageDescription関数を使えば良いのだが、そんなにいろいろな情報は知りたくない。パッケージが新しいかどうかだけを知りたいんじゃというときにはpackageVersion関数が有効。

パッケージのvignetteを呼び出す

Rパッケージには、パッケージおよび関数の説明が書かれたファイルとは別に、パッケージの使用方法や解説などが書かれたvignetteを備えている場合がある(個人的にvignetteを用意している開発者は親切な方なのだろうなと思う)。そんなときにはvignette関数にパッケージ名を引数で渡すことで呼び出すことができる(ちょいと時間がかかる)。vignetteを用意していないパッケージであれば、vignetteがない旨を知らせるエラーを返す。

インストールしているパッケージのvignetteを一覧する

browseVignettes()でブラウザが起動する。

パッケージの内部ファイルのパスを得る

自身のパッケージで使用しているファイルなど、使うときは限られるだろうが(ディレクトリ構造を理解していないと...)。

system.file("csv/uspop2000.csv", package = "leaflet")

個々の環境により、パスは変わってくるので、一度こちらで得たパスを代入しておくと、yeah::detayoのようなことも可能になる。

おまけ

関係ないが、良いページを見つけた。良い開発者になるためにvignetteの書き方も覚えたいところ。

Vignette | Rパッケージ用vignetteの書き方

もう一つおまけ。見覚えのある盾アイコンのクールなhrbrmstrさん(ほかにもナイスなパッケージがある)が開発されているdtupdateを使うとGitHubからインストールしたパッケージの更新情報を知ることができる。

参考

  • Rプログラミングマニュアル 第2版 -Rバージョン3対応-. 間瀬茂 2014. 数理工学社

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