C:\ProgramData\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows\Windows.edb が肥大化してCドライブがどうしようもなくなった時の対応方法のメモ書きです。 (Windows 10, 11)
デフラグ
マイクロソフトのサイトに記載があります。
Windows.edb は、PST ファイルのインデックスを作成するときに予想よりも大きい
しかし、なぜか Windows.edb のパスが %AllUsersProfile%\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows\Windows.edb と書かれており正しく動作しなません。これを正しいパスに置き換えなければならないです。
コマンドプロンプトかPowerShellを管理者権限で起動し、下記のコマンドを実行して Windows.edb のデフラグを行いました。
Sc config wsearch start=disabled
Net stop wsearch
EsentUtl.exe /d C:\ProgramData\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows\Windows.edb
Sc config wsearch start=delayed-auto
Net start wsearch
これを実行して5分後に8GBだったファイルが7GBになりました。ただ、Windows.edbが破損している場合はエラーになりました。うまくいったときの結果と言い、この機能にはそんなに期待はできません。
インデックスの再構築
Windows.edb で検索してもなぜか上記のデフラグしかヒットせず、インデックス(つまり Windows.edb ファイル)の再構築の話ができてません。(これがこの記事を書いている理由)
再構築を行えばファイルのサイズは最小になりますし、破損していても問題ありません。(ただし再構築に時間がかかるし、再構築後に元の木阿弥になる可能性もあり)
Windows 11の場合の再構築方法は
- 「設定」をクリック
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「Windowsのアクセス許可」の「Windows検索」をクリック
- 「ファイルを検索」をクリック
- 「検索場所をカスタマイズ」をクリック
- 「詳細設定」をクリック
- 「インデックスを削除して再作成します」の右側にある「再構築」をクリック
- 「インデックスの再作成には・・・」と表示されたら「OK」をクリック
これで Windows.edb が再構築され 10MB くらいのサイズになります。