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EV3とleJOSでIoTっぽいことをしてみる

Last updated at Posted at 2016-12-16

はじめに

この記事は SLP_KBITその2 Advent Calendar 2016 の16日目の記事です。

今回はEV3とleJOSを使用してIoTっぽいことをします。
使用している環境については前回の記事を参考にしてください。

IoTについて

様々なモノがインターネットに接続され、情報交換することによって相互に制御する仕組みのことです。私が面白いと思った事例として、スマホで鍵の開閉ができるスマートロックや、バッテリー残量や位置情報から観光をサポートする電動バイクのレンタル事業があります。

今回作ったもの

今回は潜水艦のソナーのようなものを作ります。
超音波センサーのついている車型のロボットを一回転させ、周辺の物体の距離を測定します。
その後、取得したデータをサーバーに送り、グラフに変換してブラウザで表示します。

動作確認

ロボットの動作

ロボットが一回転しています。
写真 2016-12-16 14 47 48.gif

ブラウザで確認

Webページの画面です。取得したデータをグラフにします。

キャプチャ.PNG

開発

ロボット側

やることは至ってシンプルです。
まず、ロボットをゆっくりと360度回転させます。そのときに、1度ごとに超音波センサで値を取得します。
値を取得した後は、その値をサーバーにPOSTで送信します。

ロボット側のコードはここにあります。

サーバー側

サーバー側は、ロボットからPOSTされたときの値の記録と、ブラウザでの結果の確認を実装します。
ロボットからポストされたデータは、一旦CSVとして記録されます。
その後、ブラウザからアクセスがあったときに、Google Visualization APIを使用してCSVのデータをグラグにして表示します。

サーバー側のコードはここにあります。

おわりに

今回はロボット側からサーバーにデータを送るだけのシンプルなシステムを作りました。
ネットワークに繋げるモノさえあれば、IoTは簡単に始められます。
ぜひ普段の活動やハッカソンで作成してください。

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