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登録不要のSEOツールを作った

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SEO対策ツールを作ってみた

  • 個人でブログ・サイトを運営していて、キーワード選定のたびに有料ツールを開くのが面倒/高いという不満から、登録不要・無料から使えるSEOキーワード調査ツール「Saguru(さぐる)」を作った。
  • できること: 11ソースのサジェスト一括取得 / SEO難易度の👑判定 / 共起語抽出 / 掛け合わせ候補 / タイトル案 / 記事構成テンプレ / 検索結果プレビュー を1画面で。ログイン不要で1日5回まで無料。
  • この記事は宣伝というより、**「個人が無料〜格安でキーワード選定を回すワークフロー」**の共有です。ツールは道具の一例として出てきます。

なぜ作ったか(個人開発のSEOあるある)

個人開発したWebサービスやブログに集客しようとすると、だいたい最初に「キーワード選定」で詰まります。ここでよく聞く不満が3つあって、自分もこれで止まっていました。

  1. 有料ツールが高い。Ahrefsやキーワードマップは月2〜4万円で、個人の趣味開発には過剰。
  2. 無料ツールは回数制限&ログインが面倒。ラッコキーワードやUbersuggestは便利だけど、無料枠だとすぐ上限が来る/ログインを求められる。
  3. 「で、どのキーワードなら勝てるの?」が分からない。サジェストを一覧できても、上位表示できそうか(難易度)の判断は結局勘。

「サジェストを集める → 勝てそうな語を選ぶ → 記事の骨子に落とす」という一連の流れを、ログインなしで・無料で・1画面で回したかった。無ければ作るか、というのが動機です。


作ったもの(機能を「なぜ入れたか」で)

宣伝的に機能を並べても退屈なので、「どのSEO作業を潰すために入れたか」で書きます。

① サジェスト一括(11ソース)+ SEO難易度👑

Google / Bing / YouTube / Amazon などのサジェストを一括で取得して、各キーワードに難易度を👑マークで表示します。「集める」と「勝てるか判断する」を同じ画面で終わらせたかった部分。個人サイトは強い競合と正面衝突しても勝てないので、👑が少ない=狙い目を先に見つけるのが選定のキモです。

② 掛け合わせ候補

軸キーワード×関連語の掛け合わせを機械的に出す。「ロングテールで隙間を取る」定石を、手作業の組み合わせから解放するため。

③ 共起語抽出

上位記事が共通して使っている語を抽出。リライトや記事設計で「足りない論点」を見つけるのに使います(AIに引用されやすくする観点でも効く)。

④ タイトル案 / 記事構成テンプレ

選んだキーワードから、タイトル案と見出しの骨子を出す。ここはAIもAPIも使わないルールベースにしていて、オフラインでも動くし追加課金もない。「調査で終わらず、書き始めの一歩まで」を無料側に入れたかった。

⑤ 検索結果プレビュー

title / meta description が検索結果でどう見えるか(文字切れ含む)を確認。CTR設計の地味だけど効くやつ。

機能一覧より、**「キーワード選定〜書き始めまでを分断せず1画面で」**という設計思想が伝わると嬉しいです。


実際の使い方(無料で回すワークフロー)

読者が持ち帰れるように、自分が個人ブログでやっている手順を書きます。ツール名は置き換え可能です。

  1. 軸キーワードを1つ入れてサジェスト一括。関連語・複合語をまとめて眺める。
  2. 難易度👑が低い語を拾う。個人サイトは👑が少ない語=競合が弱い語から取りにいく。ビッグワードは後回し。
  3. 検索意図を確認。同じ語でも「〜とは」なのか「〜 やり方」なのかで書く内容が変わる。実際に検索して上位10件が何に答えているかを見る。
  4. 共起語で骨子の穴を埋める。上位が触れている論点で自分に無いものを、見出しに足す。
  5. 構成テンプレで見出し骨子 → 執筆。ここまで無料で回せると、記事1本あたりの調査コストがほぼゼロになる。

この流れは有料ツールでも同じで、要は「難易度で足切り → 意図確認 → 穴埋め」。個人はここを無料〜格安で高速に回せるかが勝負でした。


技術的に工夫した点(軽め)

エンジニア向けに、作るうえで効いた判断だけ。

  • APIコストの抑制: 検索ボリュームやSERPは外部APIが有料なので、正規化+キャッシュ(実数は長め、SERPは短めのTTL)で同じ問い合わせを課金しない設計。無料枠を提供できているのはここが大きい。
  • AI非依存の機能を混ぜる: タイトル案・構成テンプレはルールベース。生成AIに全部寄せると原価も生成のブレも増えるので、「AI無しで十分な所はAI無しで」を意識した。
  • 登録の壁を最後に: 最初の体験(1日5回)は登録不要。ログインを最初に要求すると個人は離脱するので、価値を見せてから登録という順番にした。

このあたりは「無料ツールをどう黒字に近づけるか」の話でもあり、個人開発でSaaSを無料提供する人の参考になるかもしれません。


料金と限界(正直に)

  • 無料: 登録なしで1日5回 / メール登録で1日30回。まず無料で使用感を試せます。
  • 有料: ベーシック月額270円(実質無制限)、プレミアム580円(AI記事構成など)。缶コーヒー1本以下の価格帯に振っています。
  • 限界: 大規模な被リンク分析や数万キーワードの一括追跡は守備範囲外(そこはAhrefs等の領域)。あくまで個人〜中小の「キーワード選定〜記事設計」に特化しています。競合の被リンクを丸裸にしたい段階になったら上位ツールへ、という切り分け。

万能ではないし、そう見せる気もないです。「個人が最初に詰まる所」を無料で潰す、という一点に振った道具です。


まとめ

  • 個人開発・ブログのSEOは、**「難易度で足切り → 意図確認 → 共起語で穴埋め → 骨子化」**を無料〜格安で高速に回せるかがボトルネックになりがち。
  • その一連を1画面・登録不要で回したくて、Saguruを作りました。ツールはあくまで手段で、ワークフローそのものは他ツールでも再現できます。
  • 「ここ使いにくい」「この機能欲しい」等のツッコミ大歓迎です。個人開発なので反応を見て育てています。

実物(登録不要・無料から)→ Saguru|SEOキーワード調査ツール
関連: AI Overviewsが検索の84.8%に出ていた話(389クエリ実測)


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