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JavaScript の undefinednull について、違いを解説している記事はいくつかありますが、具体的な使い分けには触れられないことが多いようです。

そこで、私が意識している 違い・使い分け を表にまとめてみました。 の部分には undefinednull が入ると思ってください。

undefined null
意味 変数・プロパティが未設定 が無効(利用可能な値がない)
変数: variable = … variable を未初期化の状態にする 1 variable が有効な値を持たないことを表す
プロパティ: object.prop = … object.prop の値をクリアする 1 2 object.prop が有効な値を持たないことを表す
関数の返り値: return … 3 関数から値を返さずに戻る 関数の結果として、無効な値を返す
関数の引数: func(…) 3 引数の省略を表す 引数として、無効な値を渡す 4

これが絶対というわけではありませんが、迷った時に参考にしてみてはいかがでしょうか。


  1. 「未初期化」であることが重要な場合以外は null を使うべき 

  2. プロパティ自体を削除するには、delete object.prop を使う 

  3. undefined の場合は、 の部分を空に(省略)する 

  4. 引数が null という値を持つ点で、undefined とは異なる 

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