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【AIツール比較】Claude Code、OpenCode、KiloCode、Cursorを実際に使ってゆるーく比較してみた。

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はじめに

AIコーディングツールが乱立しすぎてどれ選べばいいかわからん……という方も多いと思います。この記事では実際に触ってみた4つのツール、Claude Code・OpenCode・KiloCode・Cursor をゆるーく比較してみます。
最後に予算別での選択肢もまとめました。

個人開発の小規模プログラム(Python・ファイル数40・数千行程度)での評価です。中・大規模になるとまた別の評価になると思います。

ざっくりした特徴

使ってみた正直なところ、AI Agentの機能としてはほぼ横並びです。ツールというよりもエージェント(AI)の能力がすべてな気もします。

パターンとしては、

  • PLAN,CODE,DEBUG,REVIEWなどのモードがあって切り替えながら使う
  • 複数エージェントにより並列作業

などが定番機能で、概ね全てのツールで収斂しています。

Claude Codeは機能対応が早いことが多いです。なのでユーザ体験としてはClaude Codeが一番良いかなと思っています。
面白いことに、今回比較した4種すべてCLI版とUI版(Web UI含む)が完備されています。


Claude Code

Claude Codeは、AnthropicがClaudeをベースに開発した「ターミナル上で動作するAIコーディングツール」です。ターミナル上でAIとやりとりしながらコーディング・デバッグができるツール。
良いところとしては、Anthropic社謹製であり、ユーザも多く、情報が豊富な点です。
また新機能の追加も早いです。
細かい説明は詳しい記事がいくらでもあるので割愛しますが、良くも悪くもスタンダードだな、という印象です。
少なくとも小規模プログラムではさほど恩恵を感じられませんでした。コストは高くなりがちです。
Claude以外のAPIプロバイダも接続できるようですが、Anthropic APIが必要でOpenAI APIと比べると少し選択肢が狭まります。


OpenCode

OpenCodeはオープンソースのアプリケーションで、こちらもターミナル上でAIとやりとりしながらコーディング・デバッグができるツール。APIを用意すれば自分の好きなLLMプロバイダーを繋いで使えます。
独自のAPIサービス Code Zenあり。ZenはOpenCodeが厳選モデルへアクセスできるサービスで、チャージタイプの従量課金方式です。Code ZenはFreeモデルであれば登録ナシで利用できます(日あたりのレートリミットはあり)
CLI版がベース。デスクトップアプリ版やWeb UIなどのGUIも存在します。

組み込みのエージェントとして「build」と「plan」の2種類で少ないですが、自作のエージェントを追加することができます。
並列エージェントには対応していませんが、oh-my-opencodeという拡張を入れることで並列エージェント(いわゆるオーケストラモード)も対応します。
マルチエージェントなどのシステムを除けば、操作感は最もClaude Codeに近いと思います。
またClaude CodeのようにConfig.jsonを編集することで詳細な設定が可能なため、エンジニア的には嬉しいポイントです。

唯一の特徴としてはLSP連携が豊富で、他のエージェントがDiagnostics(構文診断など)だけのところ、定義・参照ジャンプなど多彩な機能に対応している点です(要開発者オプション有効)
LLMプロバイダーAPIのみでの利用となると私ならOpenCodeを選びます。


KiloCode

KiloCodeはKilo-Orgが開発したオープンソースのコーディングアシスタントで、VS Codeの拡張としてvs code上で直接動きます。
Clineからの派生でしたが、最近はOpenCodeベースに移行しています。ということでOpenCodeとは親戚にあたります。
APIを用意すれば自分の好きなLLMプロバイダーを繋いで使えます。

OpenRouter上で最も使われているコーディングエージェントでOpenClawが登場するまでは上位独占していました。
こちらもKilo公式のAPIサービスがありチャージタイプの従量課金方式です。登録で\$5、チャージすることでさらに\$20のクレジットがもらえるため割とお得感があります。
設定がvscode上でのみで完結しており、OpenCodeのような細かな設定が出来ません。CLI版を使えばOpenCodeと同等の設定スキームで指定ができますが、それならKiloCodeを使う意味は...?となります。
UIからの設定が主体なので非エンジニアにはとっつきやすいです。導入もvs codeの拡張機能からインストールと簡単です。
VS Codeの拡張なので、LSPのDiagnosticsなどユーザが見ている情報がそのままAIに渡されるのは良い点だと思います。


Cursor

CursorはVS CodeをベースにしたAI+コードエディタで、単なるプラグインではなく完全に統合されたAI前提のエディタです。
OpenAI・Anthropic・Googleおよび自社独自モデルのLLMを活用しており、AIモデルの計算コストに応じた従量課金制です。
2026年3月現在、独自モデルのComposer2が非常に強力で、Claudeと同程度の性能が安価に試せます。前評判通り、使ってみると実際強いです。
レートリミットを(さほど)気にせずにSOTAモデルが使えるというのは非常に心強いです。
エディタ統合なので、AIが作成したコードの確認や人の手による修正も含めると軍配が挙がります。変更したコードへの移動や確認はかなり使い勝手が良いです。AI+人間コーディングを重視するならオススメです。
vs codeの拡張であるKiloCodeとは、また一味違う操作感です。


比較まとめ

OpenCode Claude Code KiloCode Cursor
動作環境 ターミナル (CLI/TUI) ターミナル (CLI) VS Code 拡張機能 独自エディタ (VSCode派生)
OSSか? オープンソース クローズド オープンソース クローズド
無料で使える? Zenのfreeモデルなら無料・登録不要 最低Proプラン($20/月)が必要 freeモデルなら無料・登録不要 無課金プランあり(制限あり)
月額の目安 従量課金 \$20〜$200/月 従量課金 \$0〜$200/月
使えるモデル 主要プロバイダー全般 + Zen厳選モデル Claude 豊富なモデル対応 Claude・GPT・Gemini・独自モデル
無料モデル
外部API対応
こんな人向け CLI派・コスト重視 Claudeをガッツリ使いたい開発者 VSCode使い・コスト重視 コスパ重視
特徴 LSP対応豊富 利用者豊富 VSCodeで動作 エディタ統合

費用別の選択肢

機能だけみても決められないので、予算別のパターンを考えました。

→無料で使いたい

無料でとりあえずAIコーディングを体験したい方はOpenCodeかKiloCodeが始めやすいと思います。

OpenCode

OpenCode ZenのFreeモデルを使えばユーザー登録ナシ、クレジットカード登録ナシ、費用ゼロで始められます。OpenCodeはそもそもCLIツール自体がフリーなので、無料モデルとの組み合わせが最強のゼロ円構成です。

KiloCode

こちらもKiloCode公式のfreeモデルを使えばユーザー登録ナシ、クレジットカード登録ナシの費用ナシで始められます。
アカウントを作ると$5分チャージ、クレジットカード登録&初回購入でさらに追加チャージがもらえます。
Visual Studio Codeの拡張機能から手軽に始められるのがメリットです。
freeモデルのレートリミットもOpenCodeよりも緩い印象です。

→月額 数千円で使いたい

Cursor

CursorのProプランは月額\$20(約3,000円)で、タブ補完が無制限になり、毎月\$20分のAPIクレジットが付与されてAgentリクエストをより多く使えます。個人開発者にとってコスパが良いのがこのProプランで、自社モデルのComposerを上記のクレジット枠とはさらに別にガッツリ使えるようになります。
実質Claude CodeのMAXプラン相当が\$20で試せるぐらいの感覚です。コスパ良です。
無料のモデルもあるので、とりあえず試すにはバッチリです。

→月額 数万円で使いたい

Claude Code

Claudeには**Maxプラン(月額\$100または\$200)**が用意されており、Proプランの5倍〜20倍の使用量と高度な機能へのアクセスが可能です。
注意点としては一番安価なProプラン(\$20)で5時間あたり10〜40プロンプトとかなり少なく、下手をすると数十分でレートリミットにぶち当たります。
Claude Codeとして使うにはMax 5倍プラン(\$100)または、Max 20倍プラン(\$200)が選択肢となります。本格的にClaude Codeをメインに据えて毎日ガッツリ使いたい開発者には、Max 5x以上が現実的な選択肢になります。ちょっとした修正だとコスパが悪い気もします。
課金必須なのが新規ユーザとしては辛いところです。

→富豪

Claude Code + OpenRouter API

サブスクリプションとは別に、API経由でClaude Codeを利用する方法もあり、こちらは完全な従量課金制でレートリミットなどの利用制限がありません。(予算無限で)上限気にせずガンガン使いたい、複数のプロジェクトを並走させたい、という方はAPIキーをそのまま繋ぐのが最強構成です。
設定方法などはOpenRouter公式からも出ており、モデル名の割当が少し面倒かな。程度です。

まとめ

ざっくり言うと:

  • とにかく無料で試したい → KiloCode, OpenCode
  • VSCodeで快適に使いたい → KiloCode, Cursor
  • コスト重視 → KiloCode, OpenCode
  • コスパ重視 → Cursor
  • 流行のキャッチが面倒・企業 → Claude Code
  • お金は気にしない、最強構成で → Claude Code + OpenRouter API

どれが正解というわけではなく、自分のワークフローや予算に合ったツールを選ぶのが一番です。まずは無料枠でいくつか触ってみて、「これだ!」と思ったツールに課金していくのが無難な進め方です。
数ヶ月でクルクル手のひら返しで主流が変わる業界です。個人開発であれば月単位での課金でその時その時の構成を試してみるのがおもしろいと思います。複数使うのもいいでしょう。
企業であれば頻繁に契約を切り替えるというのは事務処理的に不可能だと思います。Anthropic社はAI Codingが主要な収入源で今後も注力していくと思われるので、Claude Codeは今後も期待できますし、現実的な選択肢だと思います。

ChatGPTのCodexは今回使っていません。(ChatGPTの言い回しがストレスフルなので...選考外です)

現状、私はCursorメインに落ち着きました。これはComposer2が強すぎるためです。まさにモデル主体のツール選定です。

結論:予算と、あとは好みです。

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