皆さんは個人開発でも GitHub を活用していますか?
Git が共同開発において
強力な武器になるのは言うまでもないですが
個人開発でバックアップを
効率的に取る方法として考えたとしても
非常に優れています。
Git でバックアップを取らない場合は
バックアップは非常に大変な作業になります。
例えば 100MB のプロジェクトがあったとして
6KB のファイルを編集したとします。
この時プロジェクト全体のバックアップを
再度取った場合は 100MB の容量が増えます。
編集したファイルだけバックアップを取るのは
古いファイルの管理が大変になります。
そこで是非とも皆さんには個人開発で
GitHub を使って頂きたいと思うのです。
...と言いたい所ですが
果たして本当に GitHub が必要でしょうか?
これから考えてみましょう。
GitHub は本当に必要か
結論から言います。
特に理由が無い場合は
個人開発のプロジェクトで Git を使う場合は
Git をローカルに保存すれば OK と思います。
GitHub を活用する必要はないと思います。
Sourcetree だけで完結しておけば
面倒な作業が減ると思います。
GitHub との連携は
それほど複雑ではないかもしれませんが
私は大きなメリットを見いだせないのです。
特にテスト用など小規模プロジェクトで
毎回 GitHub と連携する必要は全くないと思います。
これから GitHub を使わずに
ローカルで作業する場合の手順を見て頂きます。
個人開発で Git 管理を行う最低限の方法について
以下の手順だけで済みます。
Unity のプロジェクトは既に作成しているものとします。
- Sourcetree をインストールします。(初回のみ)
- Create a repository で
プロジェクトの「Assets」フォルダを設定します。 - コミットして後は通常通り操作します。
これだけの手順で OK なのです。
Assets フォルダだけを選択すれば
.ignore を設定する必要はありませんし
Assets フォルダ以外を編集する機会は意外とありません。
編集する場合に初めて
.ignore を考慮すれば良いのです。
Package Manager でインストールした物は
再インストールすれば OK です。
これらの手間よりも
初心者の方が Git 環境の構築が複雑で
Git を諦める方が問題だと思うのです。
また Git は「プル」「コミット」等
操作が多く、初心者の方は敬遠するかもしれません。
しかしながら「コミット(バックアップを取る)」と
「現在のブランチをこのコミットまでリセット(バックアップを読み込む)(Hard)」の
2 個の操作のみ覚えておけば
使わないよりは有効活用できます。
これらの操作は簡単なため
初心者の方は敬遠しないで
是非とも使って頂きたいのです。
必要な操作のまとめ
最低限必要な操作は
- SourceTree のインストール
- リポジトリの作成
- コミット(バックアップを取る)
- 現在のブランチをこのコミットまでリセット(バックアップを読み込む)(Hard)
の 4 点です。
その内 2 ~ 4 は
慣れれば 20 秒以内で操作できる作業量です。
Git による管理は
最低限必要な操作だけに絞れば
作業量が意外と少ないのです。
まとめ
以上、個人開発で Git 管理を行う
最低限の方法について紹介しました。
この記事は初心者の方に
Git を敬遠しないで欲しいという意図で
作成しております。
この方法ならば簡単に操作できます。
是非 Git を使っていない方は
まずはこの方法で使って頂けると嬉しいです。
個人開発でも Git は強力な武器です。
是非とも初心者の方に使って頂きたいと思います。
皆さんの開発の助けになれますように。
閲覧ありがとうございました。
追記
具体的な手順を説明する記事を
1 個書きました。
この記事を参考にして
失敗した際はご覧頂けると幸いです。
https://qiita.com/uni928/items/8a560522e4ce1f2bdcde
上記の記事を見る前に
まずはご自身で試して頂いた方が
習得作業としては良いと思われます。
上記の記事は完全に
手順のみを記載しております。
知見を得るためにこの記事を読んだ方にとっては
得るものが無いかもしれません。
実践して失敗した方のみ
閲覧して頂く形式で OK と思います。