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私の ChatGPT のカスタム指示

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Last updated at Posted at 2026-02-15

ChatGPT を使い始めてから、いろいろなカスタム指示を試してきました。
ですが、最終的に落ち着いたのはとてもシンプルな内容です。

今回は、私が実際に設定しているカスタム指示と、その理由について紹介します。

現在設定しているカスタム指示

私が今入れているのは、次の内容だけです。

ですます調で返答する。今回送信したコメントに理論的におかしい点があるか必ず確認し、あれば必ず最初に述べる(誤字脱字は指摘せず、返事に含めるなら修正した状態で含める)

これだけです。
一見すると、かなり控えめな設定に見えるかもしれません。

なぜ「ですます調」にしているのか

私は文章の中に「だ・である調」と「ですます調」が混じると、どうしてもストレスを感じてしまいます。

ChatGPT は基本的に丁寧な文体で出力してくれますが、ときどき文体が揺れることがあります。

特に、説明が長くなったときや論理展開が入ったときに変わることがあります。
そのため、
ですます調で返答する
と明示するようにしています。

なぜ「理論的におかしい点を必ず確認」にしているのか

もう一つ重視しているのが、論理チェックです。私は、

自分の前提が間違っていないか
そもそも質問の立て方がズレていないか

を非常に気にします。

しかし、ChatGPT は基本的に「与えられた前提を受け入れて回答する」傾向があります。
そのため、コメント自体に誤りがあっても、そのまま前提として処理されてしまうことがあります。

これは、あとから見返したときにかなり困ります。そこで、

今回送信したコメントに理論的におかしい点があるか必ず確認し、あれば必ず最初に述べる

という一文を入れています。さらに、

誤字脱字は指摘せず、返事に含めるなら修正した状態で含める

とすることで、不要な校正指摘を避けつつ、本質的な論理ミスだけをチェックしてもらうようにしています。

別の記事 で紹介したような

・モデルが常に論理矛盾を検出できるとは限らない
・複雑な前提のズレは見逃す可能性がある
・「論理的におかしい」の定義が曖昧

あたりは、かなり注意が必要です。

実際に使ってみた感想

正直に言うと、これだけでも 自分の場合は かなり快適になります。

文体が安定する
前提の誤りを見逃しにくくなる
無駄な揚げ足取りが減る

派手なプロンプトエンジニアリングはしていませんが、「自分がストレスを感じるポイント」を潰すだけでも体験は大きく変わります。

まとめ

私の ChatGPT カスタム指示は、非常にシンプルです。

文体を固定する
論理チェックを必須にする

この2つだけです。

高度な設定を詰め込むよりも、「自分にとって何がストレスか」を明確にすることのほうが大切だと感じています。
これからカスタム指示を設定する方の参考になれば幸いです。

「縛る系」プロンプトを常時入れない理由

ここからは完全に個人的な感覚の話です。

私はカスタム指示を最小限にしていますが、
特に常時は入れないようにしているのが「出力を強く縛る系」の指示です。

例えば、

憶測でしゃべらない
必ず正確に答える
絶対に間違えない
必ず根拠を示す

といったものです。
これらが悪いという話ではありません。
有効に働く場面も確実にあります。

制約は質を下げるのか?

制約が強すぎると、

仮説提示が減る
探索的な思考が抑制される

可能性があります。
しかし逆に、

探索空間が狭まり精度が安定する
出力基準が明確になりブレが減る

という効果もあります。
つまり、
制約は質を下げることもあれば、上げることもある
というのが正確な理解だと思っています。

問題は「縛ること」そのものではなく、
それを常時オンにするべきかどうかです。

事前制約と事後検証

理論的には、
事前制約 → 生成分布そのものを変える
事後検証 → 別プロンプトで再評価する
という明確な違いがあります。
プロセスとしては別物です。

ただ実務感覚としては、

まず自由に出力させる
次に「怪しい点はないか?」と明示的に検証させる

という二段階方式のほうが、
調査がはっきり分離されている感覚があります。

もっとも、

ワンショット利用
APIコスト制約
長文コンテキスト制限

といった条件では、事前制約のほうが合理的な場合もあります。
ここは完全にケース依存です。

私の運用スタイル

私が採用しているのは、

常時はできるだけ縛らない
文体と論理チェックだけ固定する
精度が必要なときは別ターンで検証する

というスタイルです。
これは理論的に優れていると主張したいわけではありません。

ただ、
思考の広がりを保ちつつ、後段で精度を担保する設計が自分に合っている
というだけの話です。

カスタム指示は、正解を探すものというより、
「自分のストレスを減らすための設計」だと考えています。

高度に作り込むよりも、
本当に必要なものだけを残す。
今のところ、それが一番安定しています。

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