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自分のクローンをAIで作るためのデータ設計

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Last updated at Posted at 2026-05-05

TL;DR

  • PM業務をAIに委譲する第一歩は「自分の意思決定を再現できるデータ」を集めること
  • 思考の入力・中間・出力をなるべく網羅するように4種類のデータソースを選んだ
  • 最大の限界は「捉えられないデータ」が多いこと

対象読者

  • AI活用に関心があるPM
  • 自分の判断業務をAIに任せることへの興味がある方
  • 自分の業務をデータ化することに興味がある方

本記事は「情報収集」段階の設計思想についての記事です。実装部分は別記事で扱います。

はじめに

PMの仕事の大半は意思決定です。
今後の目標として「PM業務を任せられる自分のクローンをAIで作ること」です。

ただし、正しく設計しないと的外れなクローンしか出来ませんと考えています。
本記事ではもっとも重要な「データ収集の設計思想」に焦点を当てて説明します。

全体像

全体像は、情報収集(本記事で取り扱う) → 分析 → 行動の流れです。

1_ロードマップ.png

なぜクローン化を目指すのか

毎日業務時間の多くが意思決定に費やされています。
下記はPMの1日の時間配分イメージです。

2_PMの時間配分.png

反復性が高く重要度の低い意思決定をAIに委譲できれば、その他の重要判断や創造的な仕事に集中できます。

データ設計の原則

本記事のポイントであるデータ設計部分について説明します。
最終的な結果だけを集めても正しいクローンは作れないと思い、入力・中間・出力の思考データを集めるようにしました。

3_クローン設計.png

4種類のデータと、それぞれの設計意図

クローン作成に向けて下記4種類のデータを集めています。

データ カバーするフェーズ 意図
Slack投稿 出力 他者向けの公式な思考
AI対話ログ 中間〜出力 整える前の生の思考
議事録 入力 判断の前提情報
個人メモ 中間 他人に出す前の自分用の整理

4_設計意図.png

特に「AI対話ログ」が重要です。Slackやドキュメントには「整えた結論」しか書きませんが、AIには整える前の生の思考をそのままぶつけているため、最も自分らしい思考が収集できると考えています。

また情報収集はなるべく自動化するように心がけています。
下記図のようにスキル・フック・文字起こしを利用して自動化しています。

5_収集アーキテクチャ.png

このアプローチの限界

このアプローチは完全ではなく課題もあります。
それは「対面会話」や「脳内の思考」などの集められない重要なデータがあることです。

6_アプローチの限界.png

特に対面会話はPMの仕事のかなりの部分を占めるため、ここが取れないので精度の上限はあります。

これは設計上の妥協点となります。この部分は将来のテクノロジーに期待です。

今後の展望

本記事は情報収集の設計について記載しました。

7_ロードマップ.png

このあとのアプローチとしては、「集めた情報を分析」、「実際に行動する」となります。

おわりに

「自分をAIに置き換える」というテーマはよく語られますが、いきなりプロファイルから入って失敗する話もよく聞きます。

データ設計から逆算することで、「何を集めれば何が再現できるか / 何が再現できないか」が見えてきます。

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PMとAIの向き合い方についての記事です。

PMとリモートワークに関する記事です。

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