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【TCP通信】アプリ間のソケット通信をデバッグするためのSocketDebuggerを使ってみた

Last updated at Posted at 2025-06-11

1. はじめに

ソケット通信で「通信が来ない」「応答が返らない」...
そんなトラブル、経験ありませんか?

本記事では、TCP/UDPベースのアプリケーション開発中に発生しがちな通信トラブルを簡単に可視化・デバッグできる弊社のSocketDebuggerをご紹介します。

2. 通信トラブルのよくあるシーン

開発現場でこんなことはありませんか?

  • サーバー側は「受け取っていない」と言うが、クライアント側は送信したと言っている
  • テスト中に意図しないデータが送信されている
  • 複数のクライアントが同時に通信していてログがごちゃごちゃ

こういった「どこが悪いのかよくわからない」問題にSocketDebuggerは役に立ちます。

3. SocketDebuggerの特徴とできること

  • TCP通信(ソケット)
  • UDP通信(ソケット)
  • COM通信(シリアル)
  • スクリプトによる通信制御
  • パケットモニタ

4. 実際に使ってみる

ここでは、ローカルのTCPサーバーとクライアントの間の通信をSocketDebuggerで実行してみます。

SocketDebuggerの起動

SocketDebuggerを2つ起動して、それぞれTCPサーバ、TCPクライアントとします。
(それぞれの設定は別記事でご説明します!)
image.png

サーバ通信開始

TCPサーバの通信開始を行い、TCPクライアントからの接続状態待ちになります。
image.png

クライアント通信開始

TCPクライアントの通信開始を行い、指定ポートでTCPサーバとの接続ができました。
image.png

送信データの作成

TCPクライアントで任意の送信データ「0123456789ABCDEF」を作成します。
image.png

データ送受信

TCPクライアントからデータ送信を実行すると、TCPサーバで「0123456789ABCDEF」を受信できました!
image.png

5. まとめ

アプリケーション開発における通信確認の手間を大幅に削減できるSocketDebugger
まずは一度試してみてください!
今回は、SocketDebuggerを使用したシンプルなTCP送受信の使い方を紹介しましたが、今後は様々な活用方法をチュートリアル形式で紹介していきたいと思います!

記事リンク

株式会社ユードム

株式会社ユードムはITと人間力で社会に貢献します。

SocketDebuggerのご購入はこちら(期間限定の試用版もあります)

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