前回、前々回の記事をご覧の方は話が早いと思います。
(続編です。元号シリーズ最終回です。)
ぜひそちらをご覧ください。
ざっとでもいいので見ていただけると幸いです。
はじめに
この度、コミュニティにModuleを公開してみました🎉🎉
前回のチュートリアル記事よりも機能をパワーアップしましたので、今回は使い方紹介記事を書いてみました。
どんな機能なの?
日付データの元号対応を行います。
「シンプルな元号表示」「元号が始まって何年経ったか」など、日本独自のフォーマットをサポートするモジュールです。
イメージですが、以下全部対応してます。
- 「2000年11月15日」
- 「2000年(平成.12)」
- 「平成12年 11/15」
導入はどうするの?
特別な依存ライブラリ等はありません。
慣れてる方はいつも通りインストールしてください。
1. ソースコードをプロジェクトにインストール
composer require 'drupal/japanese_era_formatter:^1.0'
2. アプリ内で有効化
drush en japanese_era_formatter
設定画面
日付フィールドを定義する必要があります。
1. 日付フィールドを定義
Nodeでも、Termでも、Userでも、なんでもいいです。
とりあえず「Dateフィールド」の定義をしてください。
2. 表示管理画面でフォーマットを選択
ビューモード画面を確認すると「Japanese Era Date Format」という選択肢が増えていると思います。
選択してください。
3. 「日付の形式設定」と「表示全体の形式設定」を行う
若干紛らわしいかもですが、フォーマット入力欄を2つ用意しています。
- 日付の形式設定
- 表示全体の形式設定(「フォーマットされた日付」と「元号」の形式設定)
例えば、「2000年生まれ(平成12年)」のように表示させたいのであれば...。
日時フォーマット | フォーマット |
---|---|
Y |
@datetime年生まれ(@era@since_year年) |
と設定します。
MaxLengthモジュールを使ったことある方はわかりやすいと思います。
あれを参考にしました。
表示確認
上手く行っていますね。
はい。僕は平成12年生まれです。
以上、あざした。