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HP Proliant ML30 Gen9にCentOS6.10をインストールしてみた

Last updated at Posted at 2021-04-30

#はじめに#
HP Proliant ML30 Gen9にCentOS6.10をインストールすることになったのですが、いろいろ苦労したので備忘録として残しておきます。Qiitaで既に投稿されている記事にもありますように、HP Proliantシリーズには、Dynamic Smartアレイが搭載されていますが、CentOSのインストーラには、このDynamic Smartアレイ用のディスケットドライバーが含まれていないため、そのままではCentOSのインストール時に、論理ドライブとして認識されません。そのため、下記の記事を参考にドライバーを適用してインストールする方法を行いました。

#インストール手順(1)
B140iコントローラドライバーディスケットの取得とドライバインストールメディアの作成
以下のアドレスからB140iコントローラドライバーディスケットを取得します。
キャプチャ.JPG

Hewlett Packard Enterprise サポートセンター

今回適合したのは以下のディスケットでした。
hpdsa-1.2.10-139.rhel6u10.x86_64.dd

ダウンロードしたディスケットをUSBに書き込みます。今回使用したのはWindows版のDDコマンドとして「DDWin」を使用しました。
キャプチャ2.JPG

#インストール手順(2)
まずは、CentOS6.10のインストーラを今回はUSBに書き込んで起動します。USBへの書き込みは以下のソフトを用いました。
 Rufus:https://rufus.ie/

そして、CentOSのダウンロードサイトから、CentOS6.10のisoをダウンロードし、Rufusを使ってUSBメモリに書き込みます。

USB起動する設定を行います。サーバを起動し、ブート画面で「F9 system utilities」を選択します。KIMG1066.JPG

「システム構成」を選択します。
KIMG1067.JPG

「BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)」を選択します。
KIMG1068.JPG

「システムオプション」を選択します。
KIMG1069.JPG

「USBオプション」を選択します。
KIMG1070.JPG

「USB制御」→「USB有効」にします。
KIMG1071.JPG

そして今度は、戻って「ワンタイムブートメニュー」を選択します。
KIMG1072.JPG

今回用意したUSBメモリを選択します。
KIMG1073.JPG

お馴染みのCentOSの起動画面が表示されます。
KIMG1074.JPG

KIMG1075.JPG

画面が出たら、linuxefiの行の末尾に、inst.dd modprobe.blacklist=ahciと入力して、Ctrl+xキーで実行します。
KIMG1076.JPG

「NO」を選択します。
KIMG1077.JPG

「sdb」を選択します。ここでディスケットを保存したUSBを差し込みます。
KIMG1078.JPG

「OK」を選択します。
KIMG1079.JPG

しばらく待ちます。ここでディスケットが読み込みされます。
KIMG1080.JPG

「NO」を選択します。
KIMG1081.JPG

「Japanese」を選択します。
KIMG1082.JPG

「jp106」を選択します。
KIMG1083.JPG

「local cd/dvd」を選択します。
KIMG1084.JPG

「OK」を選択します。
KIMG1085.JPG

「CentOS6」の画面が表示されました。ここまでくれば大丈夫です。
KIMG1086.JPG

ドライブも認識されています。
KIMG1087.JPG

KIMG1088.JPG

インストールが始まります。お疲れ様でした。
KIMG1089.JPG

#おわりに#
今回、以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

#参考にさせていただいたサイト

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