概要
Google Play Consoleの時間指定公開について実際に使ってみて分かったことを記載します。
これから使おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
- 時間指定公開とは公開時間を指定して時限式に公開できる機能ではない
- 時間指定公開をONにすればクローズドアルファ版から製品版へアップロードしてもストアには公開されない
詳細
時間指定公開とは公開時間を指定して時限式に公開できる機能ではない
Google Play Consoleではストアの掲載情報やアプリ(apkファイル)のアップロードを行うと、それらを処理する時間が発生します。
そのため、アップロード直後にそれらの内容がストアに即時反映されるわけではありません。
時間指定公開とは、それらのアップロード処理を事前に終わらせておくことで、公開ボタンを押したタイミングでストアに即時反映できる機能のことです。
誤解を生みやすい名前ですが、時間指定公開を使っても時限式の公開はできません。
時間指定公開をONにすればクローズドアルファ版から製品版へアップロードしてもストアには公開されない
こちらは私が実際に使ってみて少しつまづいたポイントです。
時間指定公開をONにした状態でストアの掲載情報などを更新・アップロードすると、変更ログを表示
という画面に変更履歴が表示されます。
しかし、アプリをクローズドアルファ版から製品版へアップロードした際はその操作がログに表示されませんでした。
ストアに公開されてしまったのではないかと非常に不安になったのでチャットサポートから問い合わせてみました。
質問:時間指定公開をONにした状態でクローズドアルファ版から製品版へアップロードしたのですが、変更ログに表示が追加されず市場に公開されているのではないかと不安です。市場公開されているかご確認いただけますでしょうか。
結論として、時間指定公開がONになっていれば製品版へのアップロードでもコンソール上部に表示される公開ボタンを押さない限りはストアへの反映は行われないとのことでした。