はじめに
「DXを成功させる データベース構築の勘所」の本を読みました。
その感想です。
参考になったところ
DWH(Data Ware House:データウェアハウス)で実際に使用するクラウドサービスの全体像の俯瞰として手に取りました。
結果としては、その目的に沿った内容でした。
目次より
第1章 DX の要、変わるデータ基盤
第2章 実践、データ基盤構築
第3章 NoSQL データベース
とあります。特に第2章が参考になり、具体的な選定イメージが湧きました。
紹介されているクラウドサービス
AWS, GCP, Azureの3つを中心に主要なDBの紹介があります。
特にAWS周りの話を知りたかったのですが、比較として他のサービスを知れたことがよかったです。
2022年発売の本ということもあってAmazon Auroraのコスト感やメリットが知れたり、
Amazon RedshiftのRDBMSとは違う使い方のDBイメージが把握できたのは本書を読む目的を果たせました。
S3との連携が可能な点や、次世代のRA3というインスタンスの扱いがあることなど。
列単位と行単位の違いが大きく、行単位だとSQLのクエリ実行時は全体(行)を検索する認識でしたが、
列指向データベースは、列単位のメリットを活かす基本的なことを知れてよかったです。
合わせて本書紹介のGoogle BigQueryの歴史とRedshiftの比較がためになりました。
特に「Redshiftは時間課金で、BigQueryはクエリー課金(P.88)」の一文は覚えておきたいです。
まとめ
コードが一行も出て来ず、ネットで単語を一つずつ丁寧に検索すれば出てくる情報かも知れませんが、
本としてまとまっていることが本書の魅力と感じました。
DWH周りの求められていることをざっくり知りたいと思った私のような人には向いていると思います。
例:Amazon DocumentDB(MongDB互換)サービスなんてあるのか知識レベルの人向け
150ページもない書籍なのでまずはざっくり知りたいのレベルの人の手がかりにオススメです。