14
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

REST化したDjangoアプリを、Swift(Xcode)から叩いてみる

Posted at

#■開発環境

  • Python3
  • Django==2.0.6

#■DjangoアプリのREST化

Django REST Frameworkを使って爆速でAPIを実装する
こちらを参考に作成してください。

尚、本編ではdjango2でやっているので
プロジェクトのurls.pyを以下のように変えても構いません。

project/urls.py
from django.urls import path
from django.conf.urls import url, include
from django.contrib import admin

from blog.urls import router as blog_router

urlpatterns = [
    path('admin/', admin.site.urls),
    path('api/', include(blog_router.urls)),
]

#■XcodeでiOSアプリ作成
先ほど作成したDjangoアプリをスマホアプリから叩いてみましょう。

##1、プロジェクト作成
Xcodeを立ち上げます。
Single View Applicarionから、プロジェクトを一つ作成します。
設定はなんでも構いません。
今回project name は test_restにしました。

##2、インストール
必要モジュールのインストールを行います。

  • Cocoapod
  • Alamofire

Alamofireの導入および準備 を参考にインストールしてください。
これで、外部へのアクセスが可能になります。

##3、ボタンとテキストビューの設置
Xcodeを開きます。
まずは中央にUIButtonを設置します。「データベース取得!」
その下にTextViewを設置します。
スクリーンショット 2018-12-14 11.28.33.png

##4、ボタンのコネクト
ボタンをcontrolを押しながらViewController.swiftに接続します。
場所は、class内の、override func viewDidLoad() {}が閉じたあとです。
今回はpushという関数名で接続しました。

ViewController.swift
@IBAction func push(_ sender: UIButton) {
    // 郵便番号APIにアクセスする
        Alamofire.request("http://zipcloud.ibsnet.co.jp/api/search?zipcode=7830060").responseJSON {response in

            print("Request: \(String(describing: response.request))")
            print("Response: \(String(describing: response.response))")
            print("Result: \(String(describing: response.result))")
        
            if let json = response.result.value {
                print("JSON: \(json)")  // serialized json response
            }
            if let data = response.data, let utf8Text = String(data: data, encoding: .utf8) {
                print("Data: \(utf8Text)")  // original server data as UTF8 String
            }
            
        }

とりあえず郵便番号APIにアクセスしてみます。
この状態でビルドすると、Xcode画面下のコンソールに結果がかえります。
スクリーンショット 2018-12-14 11.35.35.png

##5、テキストビューのコネクト
先ほどのUIButtonよりも上にテキストビューをコネクトしておきます。

ViewController.swift
    @IBOutlet weak var getdata: UITextView!
    //今回繋げたのは↑これ
    
    @IBAction func push(_ sender: UIButton) {
        ()さっきつなげたやつ

getdataという関数名で繋げておきました。

##6、ボタンを押したらiOS画面に表示させる処理
4で接続した箇所に記述を加えるだけです。
if let dataの中に記述をします。

ViewController.swift

        ()

            if let data = response.data, let utf8Text = String(data: data, encoding: .utf8) {
                print("Data: \(utf8Text)")  // original server data as UTF8 String
            
                //ーーーーー追加するのはここから
                var mess:String = ""
                mess += "Data: \(utf8Text)"
                print(mess)
                self.getdata.text = mess
                //ーーーーーここまで

            }

ビルドして確認してみましょう。

##☆Error:The resource could not be loaded because the App Transport Security policy requires the use of a secure connection.

なんかエラーがでて、画面が表示されない場合。
iOS9からセキュリティが厳しくなった結果のようです。
ちょまどさんの記事が参考になる。
【iOS 9 対応】App Transport Security 対策

ホワイトリストを作ればいいようなので、作ります。

info.plist
ちょまどさんの、
<key>zipcloud.ibsnet.co.jp</key><!-- ここにHTTP通信を許可するドメイン -->
郵便番号取得先のドメインに変えて保存。

実行するとちゃんとアクセスできるはず。
スクリーンショット 2018-12-14 11.47.51.png

#■DjangoとSwiftの連携
ようやくDjangoのアプリを叩きにいきます。
まずはローカルで動いているDjangoを外部からアクセスできるようにしなければなりません。
ngrokというものを使います。

##1、Djangoアプリ起動
とりあえず、Djangoアプリを8000番ポートで立ち上げておきます。

##2、ngrok
別のターミナルを立ち上げて操作します。

インストール
brew install ngrok

起動
ngrok http 8000
djangoの場合デフォルトポート番号 8000

Forwarding                    http://861d27e8.ngrok.io -> localhost:8000        
Forwarding                    https://861d27e8.ngrok.io -> localhost:8000      

画面にこのようなものが出ていると思います。
左側のURLが、今外部からアクセスできるURLになります。
ドメインは、ngrokを起動するたびに乱数発生させて変わります。ngrok有料プランだと固定ドメインを取得できるようです。
実際にhttp://861d27e8.ngrok.ioにアクセスすると、djangoアプリをみることができます。

##3、Xcodeからアクセス
XcodeのURL指定する場所に、上記ngrokのURL(apiで叩けるもの)を入れてみます。

ViewController.swift
@IBAction func push(_ sender: UIButton) {
    // この下!
        Alamofire.request("http://861d27e8.ngrok.io/api/users/1/?format=json").responseJSON {response in
()

ビルドしてみた結果
スクリーンショット 2018-12-14 12.05.51.png

うまく取れました。

14
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?