Cisco Packet Tracerは、ネットワークシミュレーションおよびトラブルシューティングのための強力なツールです。以下に、Cisco Packet Tracerのインストール手順をまとめています。
目次
インストール編
1.公式ウェブサイトへアクセス
2.ダウンロード
3.インストーラーの起動
4.ライセンス契約の承諾
5.インストールの場所の選択
6.インストールの進行状況
7.インストールの完了
起動編
8.アプリケーションの起動
9.ネットワークトポロジーの作成
10.ネットワーク機器の追加
11.接続の設定
12.デバイスの設定
13.トポロジーのシミュレーション
14.トラブルシューティング
保存編
インストール編
#1.公式ウェブサイトへアクセス
URL
Cisco アカウント登録へ
Cisco Packet Tracerの公式ウェブサイトにアクセスします。インストールパッケージは一般的に無償で提供されていますが、一部のバージョンや状況では有償の可能性もあるため、最新情報を確認してください。
#2.ダウンロード
「Getting Started with Cisco Packet Tracer」を選択
初めて選択する人は表示が変わると思いますが、「Resume Course」をクリック
英語表記ですがインストール手順に従って進めていく
公式ウェブサイトからCisco Packet Tracerの最新バージョンのインストーラーをダウンロードします。バージョンやオペレーティングシステムに応じて、適切なインストーラーを選択してください。
#3.インストーラーの起動
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして起動します。セキュリティの警告が表示された場合は、続行するために許可します。
#4.ライセンス契約の承諾
インストーラーが起動すると、ライセンス契約が表示されます。内容を確認し、契約に同意する場合は、「同意する」を押して「次へ」のボタンをクリックします。
#5.インストールの場所の選択
インストーラーは通常、デフォルトのフォルダにインストールをします。必要に応じて、変更したい場合は、適切なディレクトリをインストール前に選択します。
#6.インストールの進行状況
Cisco Packet Tracerをシステムにインストールしている進行状況が表示表示されるので、完了するまで待ちます。
#7.インストールの完了
インストーラーがインストールの完了を通知したら、完了ボタンをクリックして終了します。
起動編
#8.アプリケーションの起動
インストールが完了したら、デスクトップやスタートメニューからCisco Packet Tracerを起動します。
#9.ネットワークトポロジーの作成
Cisco Packet Tracerを起動すると、新しいネットワークトポロジーを作成するか、既存のトポロジーを開くかの選択が表示されます。必要に応じて、新しいトポロジーを作成します。
#10.ネットワーク機器の追加
トポロジーにネットワーク機器を追加します。Cisco Packet Tracerでは、ルータ、スイッチ、ワークステーションなどのさまざまなネットワーク機器をシミュレートすることができます。写真の左下のデバイスパネルから必要な機器を選択し、トポロジーにドラッグ&ドロップします。
#11.接続の設定
ネットワーク機器を追加したら、各デバイス間の接続を設定します。ケーブルツールを使用して、デバイス間を接続するためのケーブルを引きます。適切なポートを選択し、ケーブルを接続します。
#12.デバイスの設定
ネットワーク機器の設定を行います。各デバイスをダブルクリックしてコンフィギュレーションウィンドウを開き、IPアドレス、ルーティングプロトコル、セキュリティ設定などを設定します。写真はスイッチのCLI画面です。今回は先にケーブルを接続しましたが、パケットのループが発生する可能性もあるため機器に設定をした後にケーブル接続することが多いです。
#13.トポロジーのシミュレーション
ネットワークトポロジーが完成したら、シミュレーションを実行します。デバイス間の通信やトラフィックのフローを観察し、ネットワークの動作を確認します。
写真は練習で作成したものです。
#14.トラブルシューティング
シミュレーション中に問題が発生した場合、トラブルシューティングを行います。パケットのルーティングエラーや接続の問題などを特定し、解決策を見つけます。
保存編
#15.レポートと保存
シミュレーションの結果やトラブルシューティングのプロセスを文書化するために、レポートを作成します。必要に応じて、トポロジーとシミュレーション結果を保存して後で再利用することもできます。
これで、Cisco Packet Tracerのインストールと基本的な使用手順が完了しました。Packet Tracerを使用してネットワークトポロジーを作成し、トラブルシューティングやシミュレーションを行うことで、ネットワーキングの理解とスキルを向上させることができます。さらに、Ciscoの認定試験の準備や教育目的でも活用できます。