Java with WebView

JavaでWebViewを使ってみる。

簡単にやるには、JavaFXのWebViewを使えばできる。
しかし、cssの当たり方が微妙だったり、IndexedDBがなかったりとして、いまいち使い勝手が悪かった。

ということで、いろいろ検索をした結果Java Chromium Embedded Frameworkを使ってみた。

gradleあたりで引っ張ってきてってことはできないっぽいので、BranchesAndBuildingを参考に、ライブラリをビルドする。
わりかし簡単にビルドできたものの、なぜかPythonのバージョンが違っていたらしく、一部パッチを当ててビルドする必要があった。

以下を一括置換：

base64.encodestring -> base64.encodebytes
base64.encodestring -> base64.decodebytes

以下のバッチファイルでサンプルが実行できる。

binary_distrib/win64/run.bat

サンプルのソースは、以下のファイルとなっている。

./java/tests/detailed/MainFrame.java
./java/tests/simple/MainFrame.java

ちなみに、simpleは動かなかったので、以下のコードを入れてあげる必要があった。

CefMessageRouter msgRouter = CefMessageRouter.create();
client_.addMessageRouter(msgRouter);

組み込み方

冗長なのがあるかもしれないが、これくらい。

dependencies {
    api "binary_distrib/win64/bin/gluegen-rt.jar"
    api "binary_distrib/win64/bin/jogl-all.jar"
    api "binary_distrib/win64/bin/jcef.jar"
}

run {
    systemProperty "java.library.path", "binary_distrib/win64/bin/lib/win64"
}