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VimmerがRuby on Railsを書くときに使えるVimプラグイン集 2019

Last updated at Posted at 2019-07-29

vimでRuby on Railsを書くときに重宝するプラグインを紹介します。

  • NERDTree   ファイルツリー
  • vim-rails    ファイル移動、Railsコマンド実行
  • fzf.vim     インクリメンタル検索
  • vim-endwise  ifdef などの end 補完
  • coc.nvim    補完
  • ale       静的解析

設定例として、自分の.vimrcに書いている設定を載せてます。

NERDTree

scrooloose/nerdtree
ファイルツリー機能が使えます。ド定番です。
nerdtree2.mov.gif

参考
vim-plugin NERDTree で開発効率をアップする! @zwirky

vim-rails

tpope/vim-rails

railsプロジェクト内のシームレスな移動や、vimからのrailsコマンドの実行が出来るようになります。
vimrails.mov.gif

GIFでは例として、gfでカーソル下の文字列から該当するファイルを開き、:Aで対応するspecファイルを開いています。

参考
vim-rails よく使いそうなやつ @bibio

fzf.vim

junegunn/fzf.vim

Go言語製の fzf と呼ばれるコマンドラインツールを使用したプラグインで、プロジェクト内のファイル名や、ソースコードの文字列あいまい検索ができます。

.vimrc
let g:fzf_action = {
  \ 'ctrl-s': 'split' }

nnoremap <C-p> :FZFFileList<CR>
command! FZFFileList call fzf#run(fzf#wrap({
            \ 'source': 'find . -type d -name .git -prune -o ! -name .DS_Store',
            \ 'down': '40%'}))

nnoremap <C-b> :Buffers<CR>
nnoremap <C-g> :Ag<CR>
nnoremap <silent> <C-]> :call fzf#vim#tags(expand('<cword>'))<CR>

let g:fzf_buffers_jump = 1

command! -bang -nargs=? -complete=dir Files
            \ call fzf#vim#files(<q-args>, fzf#vim#with_preview(), <bang>0)

fzf.mov.gif

GIFでは ctrl + p でファイル名検索、ctrl + bでバッファー検索をしています。
ctagsとの連携なんかもできちゃいます。

fzf.vim はプラグイン本体に加えて fzfそのもののインストールも必要になりますが、
fzfvim 抜きにしてもコマンドラインツールとしてとても優秀なのでオススメです。

参考
fzfとvimで少ない労力で作業効率を引き上げた話 @Sa2Knight
さいつよのターミナル環境を構築しよう @b4b4r07

ファイル検索プラグインの別の選択肢としてdenite.nvim(unite.vimのつよいやつ)というプラグインがあります。
もっと複雑な処理を走らせたい方におすすめです。(あんまりわかってない)

vim-endwise

tpope/vim-endwise
def...endや、if...endなどの対応するキーワードを自動補完してくれます。

endwise.mov.gif

地味にきいてくる便利さです。

coc.nvim

neoclide/coc.nvim
coc.nvimTypeScript 製の補間プラグインです。LanguageServerProtocol(以下LSP)と呼ばれる、コーディング支援用のプロトコルが使用可能で、強力な補完機能が使えます。
ruby の場合、 solargraphと呼ばれるLSPの gem を使用します。

coc.nvim は、 独自の設定ファイルとして .vim/coc-settings.json を使用します。

coc-settings.json
{
  "suggest.enablePreselect": true,
  "solargraph.commandPath": "solargraphの絶対パス"
}
.vimrc
let g:coc_global_extensions = ['coc-solargraph']

inoremap <silent><expr> <TAB>
      \ pumvisible() ? "\<C-n>" :
      \ <SID>check_back_space() ? "\<TAB>" :
      \ coc#refresh()
inoremap <expr><S-TAB> pumvisible() ? "\<C-p>" : "\<C-h>"

function! s:check_back_space() abort
  let col = col('.') - 1
  return !col || getline('.')[col - 1]  =~# '\s'
endfunction

coc.mov.gif

右に[LS]と表記されている単語が、LSPによる補完候補です。
めっちゃ出ます。

参考
LanguageServerProtocol(LSP)のススメ @himanoa
neovim + coc.nvim で LSP 藻ログ

coc.nvim の他にも、asyncomplete + vim-lsp や、 deoplete + LanguageClient-neovim の組み合わせでもLSPの補完が使えます。

ale

w0rp/ale

gemrubocop構文エラーを自動で非同期静的解析してくれるツールです。

.vimrc
let g:ale_fixers = {
      \ 'ruby': ['rubocop'],
      \ }

ale.mov.gif

if...endendを消すと構文エラーを指摘してくれます。

言語ごとにfix, lintツールを指定するとruby以外でも大活躍してくれます。

参考
neovim + 🍻ale + 🚓rubocop hoshinotsuyoshi.com

まとめ

他にも良いプラグインがあれば教えてください
それではよい vim, rails ライフを…

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