0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Amazon GuardDutyとは

Posted at

Amazon GuardDutyとは

AWS アカウント・ワークロード・データを脅威から保護するサービス。
image.png

GuardDutyで出来ること

1.GuardDuty S3 Protection

1 日あたり 1 兆件を超えるS3イベントを分析できる。
S3 のデータアクセスイベントと S3 設定を継続的にモニタリングおよびプロファイリングして、異常な場所からのリクエスト、S3 パブリックアクセスブロックなどの予防的制御の無効化、疑わしいアクティビティを検出する。

2.GuardDuty EKS Protection

EKS 監査ログを分析することで、EKSクラスターのコントロールプレーンのアクティビティをモニタリングする。

3.GuardDuty Runtime Monitoring

ホスト上のオペレーティングシステムレベルのアクティビティを可視化し、実行時の脅威を検出することで、EKS クラスター、ECS ワークロード、EC2 インスタンスを簡単に保護できる。

4.GuardDuty Malware Protection for Amazon EC2

EC2 インスタンスまたはEC2 で実行されているコンテナワークロードのいずれかが疑わしい動作をしていることを検出すると、EC2 インスタンスにアタッチされている EBS ボリュームをスキャンしてマルウェアがないかを確認する。

5.GuardDuty Malware Protection for Amazon S3

スケーラブルなフルマネージド統合マルウェアスキャンにより、S3 バケットへの潜在的に有害なアップロードを検出する。

6.GuardDuty RDS Protection

カスタマイズされた ML モデルと、統合された脅威インテリジェンスを使用して、重大度の高いブルートフォース攻撃、疑わしいログイン、既知の脅威アクターによるアクセスなど、RDSの潜在的な脅威を検出できる。

GuardDuty の脅威インテリジェンスとは?
AWSとサードパーティプロバイダによって提供される、攻撃者が使用することがわかっている IP アドレスとドメイン
脅威インテリジェンスフィードは、事前に統合されており、追加費用なしで GuardDuty で継続的に更新される。

7.GuardDuty Lambda Protection

悪意を持って転用されたLambda 関数や、既知の脅威アクターサーバーと通信している侵害された Lambda 関数などの脅威を検出する。

料金

GuardDuty の料金は、サービスログ、イベント、ワークロード、分析されたデータの量に基づく

料金プランは以下の2パターンがある。

  • 基本価格
  • GuardDuty 保護プラン

基本価格

料金 単位 補足
AWS CloudTrail 管理イベント分析 4.72USD/100 万イベント 100 万イベント/月あたり 東京リージョンの場合
VPC フローログと DNS クエリログの分析 1.18USD/GB
0.59USD/GB
0.29USD/GB
0.17USD/GB
最初の 500 GB/月
次の 2,000 GB/月
次の 7,500 GB/月
10,000 GB/月を超えた場合
東京リージョンの場合

GuardDuty 保護プラン

料金 単位 補足
CloudTrail・S3 データイベント分析 1.04USD/100万イベント
0.52USD/100万イベント
0.26USD/100万イベント
最初の 5 億件のイベント/月
次の 45 億イベント/月
50 億を超えるイベント/月
東京リージョンの場合
EKS 監査ログ 2.48USD/100万イベント
1.24USD/100万イベント
0.31USD/100万イベント
最初の 1 億件のイベント/月
次の 1 億イベント/月
2 億を超えるイベント/月
東京リージョンの場合
EKS ランタイムモニタリング 2.00USD/vCPU
1.00USDvCPU
0.33USDvCPU
最初の 500 個の vCPU /月
次の 4,500 個の vCPU /月
5,000 個以上の vCPU /月
-
ECS ランタイムモニタリング 2.00USD/vCPU
1.00USDvCPU
0.33USDvCPU
最初の 500 個の vCPU /月
次の 4,500 個の vCPU /月
5,000 個以上の vCPU /月
-
EC2 ランタイムモニタリング 2.00USD/vCPU
1.00USDvCPU
0.33USDvCPU
最初の 500 個の vCPU /月
次の 4,500 個の vCPU /月
5,000 個以上の vCPU /月
-
データボリュームスキャン分析 0.05USD/GB GB /月 東京リージョンの場合
S3 オブジェクトスキャン分析 0.79USD/GB
0.282USD/1,000 個のオブジェクト
GB /月
評価されるオブジェクト数/月
東京リージョンの場合
RDS イベント分析 1.33USD/vCPU
0.33USD/ACU
vCPU /月 (プロビジョンド RDS インスタンスの場合)
ACU /月 (Aurora サーバーレス v2 インスタンスの場合)
東京リージョンの場合
ネットワークアクティビティログ分析 1.18USD/GB
0.59USD/GB
0.29USD/GB
0.17USD/GB
最初の 500 GB/月
次の 2,000 GB/月
次の 7,500 GB/月
10,000 GB/月を超えた場合
東京リージョンの場合

30 日間の無料トライアルが利用できる。
無料トライアル中はすべての機能セットと検出の利用が可能。

その他

1.セキュリティの検出結果の利用期間

GuardDuty コンソールおよび API を通じて 90 日間保持および利用できる。
90 日経過した後、検出結果は破棄される。

2.GuardDuty の検出結果の形式

JSON形式

3.検出結果の集約

以下のパターンで集約が可能。

  • EventBridge を使用して、リージョン間で GuardDuty が生成したセキュリティ検出結果を集約する。
  • 検出結果を S3 などにプッシュして検出結果を集約する。

検出結果を Security Hub に送信し、クロスリージョン集約機能を利用することもできる。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?