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Visual Studio 2022 Preview 2 がリリースされました

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皆さんごきげんよう。本記事は、2021 年 7 月 14 日(米国時間)ポストされた Visual Studio 2022 Preview 2 is out! の意訳のようななにかとなります。内容については下記が原文で、正となります。


はじめに

Visual Studio 2022 の Preview 第 2 弾をリリースいたしました。Preview 1 では、初の (Visual Studio のプロセス自体が)64bit 版対応ということで、スケーラビリティの実現ができました。今回の Preview 2 は、開発者それぞれ、個人としての生産性だけでなく、チーム全体での生産性や、モダンなソフトウェア開発や、たゆまぬイノベーションの実現をテーマにした新しい機能にフォーカスしています。今回は、この新機能のいくつかを紹介いたします。
是非、以下からダウンロードいただき、実際にいじり倒していただき、ご意見をいただけると嬉しいです。皆様のフィードバックが、Visual Studio の次期メジャーバージョンのリリースに反映され、繋がっていきます。どうか、ご協力をお願いします。

■ Download はこちらから

Developing for everyone

私たちマイクロソフトのミッションは、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」です。Visual Studio チームでは、開発者のために、このミッションを果たしていくことを目指しています。

Visual Studio 2022 の Preview 1 では、可読性が高い新フォント "Cascadia Code" が採用されています。Preview 2 では、アイコンの刷新を行いました。これにより、より明確で区別がしやすくなるなど、Visual Studio ユーザーの皆様すべてにおいて、使いやすさが向上しました。以下は新旧の比較です。

icon1

また、ローカライズについても、Preview 1 では英語版のみ提供されていましたが、Preview 2 では完全にローカライズされ、12 種類以上の言語パックから選ぶことができるようになりました。
対象となる言語は、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、チェコ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語、トルコ語です。

モダン アプリケーションの開発

近年、デジタル トランスフォーメーションという言葉が浸透してきていますが、企業では、その一環としてアプリケーションの役割に一層期待を寄せるようになっています。今や、アプリケーション、そしてそれだけでなくアプリを創り出す開発者は、今は世界中の企業での成功を担っているといるでしょう。
こうしたニーズにこたえていくためには、最新の技術を用いて、アプリケーションを開発していく必要があります。Visual Studio 2022 では、既存のアプリケーションをサポートするツールだけでなく、新しい、モダンなアプリケーションの更新や作成を容易にするツールの双方を開発しています。きっと、あなただけでなく、あなたのビジネス、そしてあなたの顧客の皆さんへの成功の一助になるでしょう。

Preview 2 では、C++ ビルド ツールの最新バージョン(v143)が付属しており、Visual Studio 2019 およびそれ以前に出荷された以前の C++ ツール セットとバイナリ互換性を持ちます。この新しいツールセットは、Visual Studio とスタンド アロンのビルド ツール インストーラの両方で利用できます。既存の C++ プロジェクトをアップグレードすることで、最新の IDE (統合開発環境) と改良されたツール セットを利用することは、よりフリクションレスな開発を実現できるでしょう。

最新の C++ ベースの Windows アプリケーションを開発するのに最適なだけでなく、Visual Studio をクロス プラットフォーム アプリケーションを構築するのに最適な環境にするための機能も追加されています。Preview 2 では、クロス プラットフォームの機能が拡張され、新たな CMake 統合と WSL2 のシームレス ターゲティングが追加されました。

そして、.NET デベロッパーにとって、Visual Studio 2022 は、C# を使用して Blazor や .NET MAUI アプリケーションを構築し、次の Web、モバイル、およびデスクトップ アプリの波を構築するためのトレンドとなっていくでしょう。

個人とチームの生産性を向上する

4 月に投稿した、Visual Studio 2022 の Vision Blog にて触れたのですが、私たちにとって重要なテーマの一つが、開発に革命をもたらす革新的な機能を提供することです。Preview 2 からは、新しく、さらなる生産性向上をはかるための機能が追加されます。

開発者は、アプリケーション開発の時間の多くを、反復的な変更と、その変更チェックするためのアプリケーションの実行に費やしています。これをやってると、時間がかかるし、イライラしてくるものですよね。ちょっとした、これは至極簡単な変更だろ?と思うことでも数分かかることがあります。Preview 2 では、XAML と Web アプリケーションの両方で、新しい Live Preview 体験を提供します。
XAML と Web アプリケーション双方において、新しい Live Preview 体験が提供され、エディター上でアプリケーションに変更を加えるたびに、その結果、動作の違いをリアルタイムで確認することができるようになります。もうたかだか 1 ピクセル、2 ピクセルの変更のためだけに、いちいち再コンパイルして実行するようなことはありません。やったね。

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新しい Web Live Preview は、ASP.NET のための次世代ウェブ デザイナです。Web Live Preview には、Web デザインをより親しみやすくするためのツールが追加されています。
また、データ バインドされたコントロールの場合も、IDE 上で変更をライブで確認することができます。

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指先で感じるイノベーション

Visual Studio 2022 ビジョンにおけるもう一つの重要なポイント。それは、革新的な機能により、開発者のポテンシャルをフルに引き出すことです。Preview 1 では、IntelliCode の行全体の補完機能を搭載しました。

Preview 2 では、C++ アプリのサポートを含むホット リロードのアップデートが行われました。ホット リロードでは、アプリケーションの実行中に C++ や .NET のプロジェクトを編集することができます。多くの場合、アプリケーションを一時停止することなく、コードの変更を適用することが可能です。実行中のアプリケーションでホット リロードを使用するには、ツールバーの "“Apply code changes”" ボタンを選択すれば OK です。

app

Visual Studio 2022 Preview、評価のご協力おねがいします!

Visual Studio 2022 Preview 2 は、プレビュー期間中どなたでも無料でご利用いただけます。Visual Studio 2019 を使っていただいているように、Preview 版をダウンロードしてお使いいただくことをお勧めします。(なお、サイドバイサイドでインストールしてご利用もいただけます。) そして、利用いただいたら、是非その使い勝手やフィードバック、アイデアなどを私たちにお知らせください。Developer CommunityReport a problem、アンケートなど、皆様からいただいた情報については、Visual Studio 2022 を皆様にとって最高の開発環境にするために役立てていきます。

Preview 2 はこれからだぜ!

Preview 2、これはまだ、ほんのはじまりにすぎません。今後数週間にわたり、Visual Studio 2022 の新機能の多くに触れる新しいブログ記事を展開していこうと思いますが、今すぐ全リストをご覧になりたい方は、リリースノートをご覧いただければ確認いただけますよ。

■ リリースノートはこちらから

■ ダウンロードはこちらから

関連リンク


以上、Justin さんでした。
Justin
それではみなさんごきげんよう。

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