はじめに
adb
コマンドを使いたいため、Android SDK Platform-Tools(以下「Platform-Tools」)のパスを通します。
「Platform-Tools」とは?
Androidアプリの開発に必要なツール群で、 adb
、 fastboot
、 systrace
などが含まれています。
前提条件
- Android Studioをインストールしている
環境
- Android Studio:4.0
- adb:1.0.41
Platform-Toolsのパスを通す
基本的には参考リンクのやり方と同じです。
私はフォルダが存在する場合のみパスを通したいため、 if
文を追加しています。
.bash_profile
に以下を追記します。
前半部分はAndroid SDKのパスを通していて、Platform-Toolsと直接は関係ないですが、 ANDROID_HOME
変数を再利用しているので載せています。
.bash_profile
export ANDROID_HOME=${HOME}/Library/Android/sdk
if [ -d "${ANDROID_HOME}" ]; then
export PATH="${ANDROID_HOME}/bin:$PATH"
fi
# Platform-Toolsのパスを通す
export ANDROID_TOOL_PATH=${ANDROID_HOME}/platform-tools
if [ -d "${ANDROID_TOOL_PATH}" ]; then
export PATH="${ANDROID_TOOL_PATH}:$PATH"
fi
adb version
を実行し、バージョンが出力されたらパスが通っています。
$ adb version
Android Debug Bridge version 1.0.41
Version 30.0.4-6686687
Installed as /Users/{ユーザー名}/Library/Android/sdk/platform-tools/adb
おわりに
これで adb
コマンドが使い放題になり、Androidアプリ開発が捗ります。