はじめに
「Windowsのフォントでメイリオが一番好きだけど、等幅じゃないのがな…」と思っている人は多いと思います。私もその1人です。
しかし、通常のメイリオから等幅フォントを生成するパッチを作ってくださった素晴らしい方がいらっしゃいます。
これでプログラミングにも使用できるし、メールのレイアウトが崩れることもなくなります!
※ライセンス的に個人でのみご使用ください。
環境
- OS:Windows 8.1 Pro 64bit
生成方法
生成パッチのダウンロード
こちらから生成パッチをダウンロードし、解凍します。
私はWindows 8.1なので、「meiryoKe_gen_6.20rev1.zip (519KB) - Windows 8.1」を選択しました。
オリジナルフォントのコピー
私の環境だと、オリジナルのフォントをコピーしないと生成に失敗したため、「meiryoKe_gen_6.20rev1.exe」と同じフォルダにメイリオのオリジナルをコピーします。
コントロール パネル→デスクトップのカスタマイズ→フォント→メイリオ(右上の検索からだと早く探せます)
から「メイリオ レギュラー」と「メイリオ ボールド」をドラッグ&ドロップしてコピーします。
生成パッチの実行
「meiryoKe_gen_6.20rev1.exe」を実行します。
「正常完了」と表示され、以下の2つのファイルが生成されていたらOKです。
ファイル名 | サイズ |
---|---|
meiryoKe_620r1.ttc | 11,229,948 byte |
meiryoKeB_620r1.ttc | 10,922,588 byte |
生成したフォントのインストール
エクスプローラーでTTCファイルをダブルクリック→インストール
2ファイルともインストールします。
フォントに以下の4つが追加されたらOKです。
フォント名 |
---|
MeiryoKe_Console レギュラー |
MeiryoKe_Gothic |
MeiryoKe_PGothic |
MeiryoKe_UIGothic |
あとは各ソフトウェアごとにフォントを設定してください。
4つほど生成されましたが、「MeiryoKe_Console」を使用するのがいいと思います。
注意点
オリジナルに比べて行間が狭いため、ソフトウェアによっては行間を調整する必要があります。
Thunderbird(メーラー)だとStylishで以下のように記述し、行間を1.5emほど空けるといい感じになりました。
*{line-height:1.5em !important;}